私の家は、祖母、母とお琴のお家です。子供の頃からいつも大勢の女性がいらして下さり
大人に囲まれて私は大きくなりました。
琴は自然に側に有ったもので、取り立てて好きと言う事でも無くて
何となく付け焼刃で練習して演奏会等に出ていた、ってところでした。
大学から家を離れ上京して、琴に触れる縁が無かったのですが
30歳の頃に、たまたま岡山に帰った時、
(地元出身の方がいらっしゃいます)中央で活躍されている方達で作られたグループ
のコンサートを聴く機会が有りました。
まさに私と同年代の同時代の琴の世界でした。
母も母の時代の演奏家であり作曲家の先生と懇意にして頂いて
その先生の海外演奏旅行には同行させて頂いたりしておりましたが
私にとっては、母の年代というかピンとこない音楽でした。
ですから、初めて琴が素敵と思った瞬間でした。
そのグループのメンバーが琴は6人位いらしたと思いますが
その中でも一際惹かれる演奏家の方に目が釘付け状態でした。
そしてその後は
琴の家に生まれたラッキーですよね
「私も琴を習う」 と言って
その素晴らしい演奏をされてた栗林秀明先生に教えて頂くことができました。
先生との出会いは私の生涯にわたって深く心に沁みる物があります。
長くなってしまいましたが、
その栗林先生の作曲された「藍碧く・・・・・」という曲を見つけましたのでUPします
この曲はホントにプロうけするような曲で、
初めて琴を聞かれる方には、何が何だか、難しそうな面白くないかも知れませんが
今の琴の世界で、トップクラスの腕の持ち主の演奏がこういった感じなんですよ~
という、そして私がさっさとこの世界に見切りをつけたのも
この様な方が、ごく一部ですが沢山おいででしたので・・・・・・・・・
体力的にも勝てないと・・・・・・・