光のスクラップ

心の響いた風景を切り取っています。

鈴鹿の思いで

2006年05月21日 | バイク

Taira 

 

 

 

 

 

アネーロの文章を書いていたら、鈴鹿サーキットの事を思い出した。
バイクに乗り始めるとレースの世界に興味を持つ人もいる。
私もその一人で、その当時、注目の日本人ライダーは平忠彦。
ライバルに木下恵司がいた。
平は当時のチャンピオンだったが、実際の走りを見ると、そんなに速くは感じられなかった。
ただすごくスムーズにトップで目の前を流れるように通り過ぎて行ったのを覚えている。
若手の注目は宮城光。彼は勢いがあり素人目にはすごく速いように感じた。
今は何をされているのだろうか?

世界に目を向ければ、フレディー・スペンサーがいてケニーロバーツがいた。
二人がレースをしている映画があってすさまじいバトルを展開していたのを覚えている。
当時ケニーロバーツは私たちの神様みたいな存在で彼のハングオンは素晴らしく美しく、
長い間彼のポスターが私の部屋を飾っていた。

 

Keny03_3

もう一人、日本人では片山敬済がいた。
一度だけ彼が鈴鹿で走ったのを見たが、途中リタイヤして平に負けてしまい残念に思った記憶がある。
彼はライディングに関して「五輪の書」みたいなのを出していて、
私はそれを読んでは裏六甲で走っていたものだ。
 
ある年、平忠彦とケニーロバーツが組んで、スズカ8時間耐久を走る事になった。
スポンサーは資生堂。テック21と言う男性化粧品の宣伝である。
(私見だがテック21のブランドの復活はないのだろうか)


神様のライディングを目の前、具体的には鈴鹿のカシオトライアングルで見たとき鳥肌が立ったのを覚えている。
さて、近頃のレースシーンはどうなっているのやら... 

最近は鈴鹿ではなく、近隣の神社仏閣に出かけている。
しかし、サーキットは被写体としては悪くない。
キャンペーンの女の子はいるし、レーシングマシンとライダーは美しい。
カメラはマニュアルでなくAFが断然いいと思う。
その頃の私は、ニッコール135mmF2.8しか持っておらず、置きピンをしたり、流し撮りをしたりして工夫したが、いい写真は撮れなかった。
今、マニュアルではニッコール200mmF4を持っているが、このレンズではダメだろうな(^^;
こんな風に書いていたら、久しぶりに鈴鹿に行ってみたくなった...Keny04

 

 

 

 


(転載写真はいずれも雑誌のスキャンです)

 

 

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