九段下~滝沢馬琴の硯の井あと~

2008-10-30 00:35:56 | Weblog
九段下5番出口を出てすぐの角に馬琴の住居跡の注釈があります。そこから、ちょこっと角を曲がって、高速道路(江戸城お堀跡の)手前のマンションが、蔦屋手代後の、彼の婿入り先だったとか。滝沢馬琴は寛政5(1793)山東京伝に入門を願い、その後、蔦屋の手代となり、ここ九段下(元飯田町)の下駄屋に婿入りし、家業のかたわら、小説を書いていました。「南総里見八犬伝」も「椿説弓張月」も、この地で執筆されました。硯を洗った井戸が、残っているそうです。