手話通訳者のブログ

田舎の登録手話通訳者のブログです。

手話の独り言

2017-01-21 06:03:34 | 手話
手話で独り言を言う時がある。
この話を地元手話通訳界でした時に、
「えー、嘘でしょ?」
という反応だった。
しかし、ブロ友さんから、「あります、あります」とコメントをいただいて、なんかホッとした(笑)

元々は、手話の練習のために、ちょっとした時間を見つけては練習を繰り返していたのだが、いつの間にか癖になった・・・
今では練習というよりも完全に癖になっている。

一人になると、危ない。
特にエレベーターに乗ると、狭い密室で一人になることが多く、スイッチが入ってしまう。
いつの間にか手話で一人で話していて、チン、とエレベーターが止まって他の階の住人が入ってくると、非常に気まずい。

マンションの住人たちは、
「あの人は頭がおかしい」
と思っているに違いない。



手話ブログ/用語の解説

2017-01-20 07:26:40 | 手話
みなさん、いつもありがとう。
このブログでは俺の造語を使っているので、解説します。


手話世界の妖怪・・・どの地域にもいる、手話世界に共通の個性的な人々のこと。
          主な妖怪は下記の3種類。

①オシエタガリ・・・手話サークルに生息している。新入会員が入ると嬉々として教えにいく。
         善良な妖怪だが、知識は怪しい。

②聞く郎・・・手話単語にこだわり、手話講習会などで単語の質問を連発する人。
      「先生、まるで、って、手話で表してください」

③一反もめる・・・自説に拘り、手話通訳現場で他の通訳者ともめごとを起こす、困った通訳者。

ももさんへ/月曜男と市川さん

2017-01-19 14:22:32 | 手話
>様々な手話動画の中で【月曜男】さんの手話は私達、学習者にとって 「へぇ~」「ほぉ~」
そうですね。
長すぎず、短すぎず、トピックスの選択もセンスがいい。


>私の愛読書【なるほど手話通訳】(著者市川恵美子さん)の中で
市川さんに会ったことありますか?
もし会われたら、よろしく言っといてや(笑)


市川さんがおっしゃってました。
「手話通訳者は、ろう者に片思いしているようなもの。こちらが思うほど、相手は思ってくれない(笑)」

まったく、その通り(笑)




月曜男540理容物語Part3

2017-01-18 06:29:01 | 手話
http://szdi-center.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/540part3-1d69.html
2ヶ月ぐらいたつと、このように字幕を入れてくれる。
だから、月曜男の動画は手話学習者にはとてもよい。


手話と落語

2017-01-17 06:46:09 | 手話
手話世界には「手話落語」というものがあるが、今回の話は手話落語じゃなくて、古典的な落語。

おい八っつぁん、どうしたんだえ?
「えっ、何が?」
何がっておめえ、ここんところに、何かくっついてんじゃねえか。
「あっ、本当だ!」

落語家は実にうまく話す。
これ、手話通訳技術として非常に参考になる。

落語は一人語り。
漫才のように二人とか三人での言葉の掛け合いではなく、一人で語る。
一人で語るが、複数の登場人物が出てくる。
今話しているのは誰なのか、考えなければわからないようでは、聴衆は白けてしまう。

手話通訳も同じ。
相手のろう者に考えさせているようでは、手話通訳者は未熟である。