夢の途中で

なかなか実現出来ないのが夢…
でもその途中の風景&出来事を楽しむのも、また人生と実感しているこの頃。

ちょっぴりの努力と運が無いと出会えない風景2

2011-12-05 23:50:44 | 旅行
 気がついたら、前回投稿からあっという間にひと月半が
過ぎてしまいました。(季節はもう冬ですね~)
でもその間個人的には江戸歴史検定受験があったり、新し
い仕事で担当を任されたりといろいろあったんですヨ。
未更新中でも、忘れず訪問して下さったたくさんの方々に
心から感謝致します。

 今回の話題は、前回予告しました小笠原諸島です。
小笠原諸島の魅力と言えば、世界遺産に指定される手つ
かずの豊かな自然とホエールウォッチやイルカと戯れ
るマリンスポーツの数々ですね。

  小笠原諸島の魅力を伝えるパンフの記事
 (おがさわら丸乗船者か海運店舗限定配布??)





 パンフを観ただけで、何だかワクワクするでしょう?
ほとんどの旅行者はマリンスポーツを体験するべく当地を
訪れます。
ホエールは季節によっては出会えませんが、イルカは数の
程度はあれ遭遇出来る確率が高く、水中を至近距離で一緒
に泳ぐ事も出来るんです。

 でも自分が小笠原を訪れた目的はちょっと違っていて
それは…日本の広さを実感する為、東西南北の最果てを
訪れる事。(前年には与那国島、波照間島に上陸 )
日本と言うと、すぐ国土が狭くて資源も無いと言われるの
ですが、実際はそうでもなくて海も含めれば世界第6位の
広さで、海底に眠る資源は何と300兆円にも評価されて
いるんです。
只、返す返す気掛かりなのは片道25時間の船旅

 案の定、船酔いとそれを止める為に飲んだ薬の副作用
で、殆どヘロヘロで父島に着きました。
(やっぱり太平洋の荒波は半端じゃない)
でもそんな中で驚いたのが、玄関口である二見港の海の
青さです。
深さで海の色が違って見えるではありませんか~
こんな自然ってあるんだぁ
普段大都会の汚い海の色に慣れている自分にはかなり
の衝撃でした。

 翌日は抜ける様な雲ひとつ無い青空。
さっそく魅力を発見するべく、島内きっての展望名所へ 

  三日月展望台から二見港を見る

高台から眺めると、やはり海の色が違ってる。凄~い

 通称ウェザーステーションから父島の西側の海を望む

めちゃくちゃ眺めがいい。はるばる小笠原に来たんだって
実感出来る。ある意味感動 太平洋を独り占めしてる気分。
ここから見る夕景は絶景だとか。この時は目の覚める海の
青さが強烈に印象に残った。

 中山峠から見る小港海岸とコペペ海岸

ここの風景は絶景と言ってもいい眺め。
中心部から少し離れているし、20分程山登りをしないと
出会えない光景ですしね。
今回テーマの決定画像にしようかな~迷うなぁ

う~ん、でも敢えてパスして決定したのは…

 じゃ~ん、島内最高地点(中央山)から眺める二見港
です。

360度見渡せる絶好の景勝地ながら、殆どの観光客は
ここよりマリンスポーツや、オプションの離島を優先させる
為、思った程人が来てないと思われる故の選考です。
どちらかというと運よりも、他の名所の誘惑に負けない自助
努力が必須ですかね。

 と言う訳で、栄えあるちょっぴり努力しないと出会えない
風景の第1番にさせて頂きました。
小笠原の父島を訪れたら、絶対にここは登るべしです。

 今回紹介出来なかった所でも、小笠原には周辺の島々
含めまだまだ魅力いっぱいの景勝地が多く、たくさんの方に
はその大自然を実感して欲しいです。
只、個人的には25時間は長い長い船旅ですけどね

  小笠原父島恒例の島の方々によるお見送り
 
二見湾ギリギリ迄船で並走してくれる島の方々の、旅行者
への感謝の気持ちにも熱いものを感じますヨ

 
 画像をご覧になって小笠原諸島に行ってみたいと思わ
れた方、あるいは季節の変化を感じたい方は下記のブロ
グをどうぞ。毎日画像が更新されています。

http://ogatours.cocolog-nifty.com/blog/
オガさんのツアーブログ

 自然の風を感じながら、非日常的な宿泊をされたい方は
、下記の宿も面白いですよ。私が滞在した宿です。長淵剛
を若くしてかつマイルドにした感じのご主人が、割烹料理
店で修行した腕を振るってくれます。

http://www.tetuyabonin.com/
くつろぎの宿 てつ家

最後迄お読み頂いてありがとうございました。