夢の途中で

なかなか実現出来ないのが夢…
でもその途中の風景&出来事を楽しむのも、また人生と実感しているこの頃。

秋のクラッシック演奏会鑑賞第2弾

2012-11-24 00:37:56 | 音楽
 21日夜、めっきり冬支度が深まる中行って来ました。
場所は、都内の主要ターミナルから程近い大学の学生食堂…。
約100年前の由緒ある建物は、暗闇の中ひっそり佇んでいました。


1920(大正8)年建設の建物は、東京都歴史的建造物にも指定。
入口にはラテン語で「食欲は理性に従うべし」と書かれている。

 演奏者は元ウィーンフィルのコンサートマスターだったウェルナー・ヒンク率い
る「ウィーンフィルハーモニア・ピアノトリオ」の3人です。


 実に心地よい演奏でした。
クラシックと言うと知らない曲は聴いていて中弛みするものですが、今回は観客
を飽きさせない演奏と曲の展開がありました。

 ピアノトリオの名前は付いていますが、ウェルナー・ヒンクのバイオリンと同じ
くチェロ奏者フリッツ・ドレシャルの弦が、各々の楽器の良さを存分に発揮してい
た印象です。


 演目は…
1部がハイドンの「ジプシートリオ」とモーツァルトの両三重奏曲。
2部は同じく三重奏曲の中からベートヴェンの「大公」。

ハイドンの「ジプシートリオ」はこちら。
15分あるので触りだけでも聴くと雰囲気は味わえます。
http://www.youtube.com/watch?v=FNKPIo6TBKY&feature=related

 3曲とも耳馴染む名曲だったと思います。
会場の雰囲気も良く、一瞬ヨーロッパに旅して、現地で演奏会を聴いている様
な錯覚に襲われました。
正味1時間半でしたが、とても満足した時間を過ごせました。


煉瓦作りの建物内部は白壁に力強い黒の梁が特色。

 強いて不満を挙げれば、観客席が平面だったので演奏者の姿がよく見えな
かった事。
でも目を閉じて聴いている時間も多いから、それもそんなに気にならないと言
えばならないですね。

 次の機会は師走の定期演奏会や各種イベントかな。
特にブックマークにも登録している、丹千尋さんのCD発売記念イベントでの
演奏が一番の楽しみ。 
では。

江戸文化歴史検定と書道ライブ

2012-11-09 01:30:32 | 日記
 
 ちょっと前になりますが、どちらも受けて(体感して)きました。
場所は神田駿河台にある明治大学と埼玉県は川越市のルノワール。

 江戸検定…今回はダメでした。

問題用紙と正答一覧

 試験終了後配布になった回答に沿って自己採点した限りでは、66
点と合格ライン70点には4点不足。
点差でみると残念な感じですが、得点差以上に今回の2級は難しかっ
たですね。

 4択なのですが、その内2つはどちらにも正解と思わせる文面。
しかも記憶が薄いところをひと捻りして聞いてくるのですから、よっ
ぽどしっかり押さえておかないと正解には辿り着けない仕組みです。
さすが2級、3級とは違います(笑)

 次の受験は来秋の今頃。つまり年に1回の試験実施。
もともと江戸の歴史や文化を勉強するのは好きなので問題はないので
すが、又1年後となるとやはり先は長いです。

 自己採点でショックを受けながら向かったのが書道ライブでした。
書道と音楽のコラボ??
最初案内を貰った時はすぐイメージが出来ませんでした。

ライブの開催を伝えるパンフレット。

 出だしは音楽と書道が別々に進行の様でしたが、段々プログラムが
深まるにつれ馴染んできました。
ベースの奏でる音楽とボーカルの歌声、それにコラボした書道パフォ
ーマンスが次々に作品を生んでいきました。

ムーライトの歌に合わせての書道パフォーマンスー月に向かって

 大きい紙に筆を走らせる関係で、仕上がった作品は数点に留まりま
したが、いずれも印象に残る作品になっていました。
 
時には力強く、時にはサラサラと軽めに筆を走らせる
左にはボーカルとベース テーマは愛

いつも出来上がった作品を見ている自分にとっては、それが出来上が
る過程を見るのは興味深かったです。
カラフルに絵画の部分も取り入れた作品は思わず何度も見てしまいま
した。

 最後は全員参加で一つの作品を完成させてお開き。
殊の外一体感を全員の気持ちが一つになった感じでした。
今回の実験的な試みは成功でしたね。

紙を立てて披露した時思わず全員から拍手が…

 パフォーマーの暁芳さんはまだ若いながら、その道数十年のベテラン
常に新しい事にチャレンジされている姿はとても刺激を受けます。
古典から現代書道まで何でもござれです。

これ迄の作品あれこれ

 次回も又と、期待を抱かせる存在からたくさんの力を頂きました。
では。