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掲載画像:崎陽軒のロゴ
昨日の日本マクドナルドに続き、今日は崎陽軒の社長による謝罪会見の様子が報道された。
しかし崎陽軒の場合、食品に表示されたラベルに記載される項目の順番が規定に従っていなかっただけで、表示内容そのものに問題はない。
過ちは改めるべきだが、記者会見を開いて社長が謝罪するほどの違反ではないと僕は思う。会社のホームページに「お詫び」を載せるくらいでよいのではないか。
昨今の食品表示にからんだ事件を気にするあまり、崎陽軒もマスコミも過剰反応しすぎだと思う。
ここ数年、社会全体が重犯罪ではない犯罪に対して過剰反応しすぎだと思う。一般人による盗撮事件や未成年に対する援助交際事件も、犯罪には違いないので処罰すべきなのは当然だが、全国紙の記事や全国に報道されるニュースで流すべき問題ではないと僕は思う。
社会の目がどんどん厳しくなり、過ちを犯した者へのバッシングがエスカレートしすぎている。
このような風潮は、子供のいじめをますます増長させていると思うのだ。子供に善悪や規則の遵守を教えるのは大切だが、善悪を白黒ではっきり区分するのではなく、その間にグレーゾーンがあること、「悪の程度」にもさまざまなレベルがあることを教えることが大切だと思う。