いくつになっても興味津々。生きているうちにいろいろ知りたいやってみたい。いつまでも好奇心を失わないでいたいです。
美容院に行った後は「奈良まほろば館」へ行きました。
今日発売のこの「月刊大和路 ならら」がほしかったのです。富雄丸山古墳から出土された盾型銅鏡と蛇行剣についての解説を読みたかったからです。
富雄丸山古墳は円墳であり,古墳時代前期後半の古墳とみられています。突き出し部にこの銅鏡と蛇行剣があったようですが,石室はなく木棺を覆っていた粘土層の中からこれらが発掘されたのだそうです。
発掘には奈良大学の学生も携わったようで,そのことも書かれていました。文化財学演習でお世話になった豊島先生が講演を行ったそうです。
それにしても国宝級の大きな鼉龍文盾型銅鏡(国内製造らしいです)と長い蛇行剣の発見でどのような人が埋葬されていたのかと想像を巡らすのも楽しいです。また遺跡見学会にも行きたいなあ……と思いました。
読書カテゴリーを復活することにしました。
別の所に書いていましたが,どうも今一つなのでこちらに少しずつ転載していきます。
『格差と分断の社会地図』
これは今日読み終わった本です。
美容院に行って大笑いをしてきました。美容師さんと様々な話で盛り上がりました。そればかりでなく巷で話題のことも新たに知り,「……」思わず言葉をなくしました。
さてこれは読みかけでしたが,帰り道の途中で読み終わりました。
「君たち……」という書き出しなので若者向けです。どうやら16歳云々と書かれていたので高校一年生くらいに向けての内容なのかな?と思いました。しかし,我々大人にとっても十分すぎる内容です。
それにしても日本という国はこれからどのように進んでいくのだろうか?格差は?分断は?と考えさせられる内容でした。ここに提示されている例は決して明るい物ばかりではありません。
題名の通りに「格差・分断」ということがありますからね。それぞれが住んでいる世界で見えない,知らないことがあるのだということに気づきます。なので如何にしてそれを理解しようとするのかが大きな鍵なのかな?と思います。
解決策は終末に書かれていますね。意識の変革なのでしょう。まずは自分は何ができるかを見つめ直すことからなのかもしれません。