私の母は、登山が趣味で、病気知らずの超健康な人でした。しかしここ数週間咳が止まらず、病院に行かせたら、まさかの末期がんが判明しました。
このブログで以前から書いていますが、私の父は、高齢者のアルコール依存の問題を抱え、母の状況がよく理解できません(=飲酒による判断力の低下)。あいかわらず母に甘えてきます。80歳ちかいとはいえ、そんな分からず屋の父に腹が立って、何度か大ゲンカしました。
しかし聖書には「『あなたの父と母を敬え。』これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、 『そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。』という約束です」(エペソ6:2,3)
「神は(中略)『父や母をののしる者は、死刑に処せられる。』と言われたのです。」(マタイ15:4)と書いてあります・・・。
私も「親不孝オブ・ザ・イヤー(=本年度の親不孝大賞)」という不名誉を、父から貰いそうな状況にあったので、
神の助けを頂くために、「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(ローマ8:28)を土台としたお祈りを始めました。
「母が病気になりました。でも、単なる降ってわいた災難で終わりません。神は、その病を通して、母に良き事をなさるご計画がありますから、その病を神に感謝します」
「父が分からず屋で、私もヒステリーを起こすことを神に感謝します。神はそんな私達をあわれみ、助けを与えられることを、感謝します」。
そして、教会にも「母の病が癒されるように、そしてイエス様を信じることが出来るように」と、祈祷会でお祈りをお願いしました。(私が不在時にも、祈って下さっているそうです。本当に励まされています)。
そして、神は祈りに答え始められています。
母は入院し、抗がん剤治療が始まりましたが、副作用(おう吐やだるさや痛みetc)が全くないそうです。
母曰く「私が一番深刻な病状なのに痛くもかゆくもない。でも同室の人たちは痛いとか苦しいのが見て取れて・・それが本当に気の毒で見ていられなかった」
「だから相談相手というか、色々話を聞いてあげたら、『こんなに楽しく会話したのは久しぶり、ありがとう』と感謝されたよ。」
『病気が治って退院できたら、ぜひ外でお茶でも飲みたい。あなたの友達仲間に私も入れてくれる?』とか、
『ここを退院したら、是非家に遊びに来て。あなたも私も病状は深刻だけど、連絡先を交換したい』とか言われてね・・、私もとても励まされたよ]
「友達からも、『あなたがいなくて淋しい・顔が見たいし声が聞きたい』とラインや電話がじゃんじゃん来て、入院生活は退屈しないというか忙しい位。私の予想と全然違う(笑)」
「本当にありがたいよね、もっと生きていたい!と思うようになったよ」。
余命宣告をされ、涙目で落ち込んでいた母がかわりつつあります。母にも同室の方にも「病気が治ったら・退院できたら○○したい」という希望を与えて下さった神をほめたたえます、ハレルヤ!
父も、奮い立って(?)毎日20分程度の散歩を始めました。←以前は飲んで寝る日々でした。
そして先日牧師の勧めで、母のスマホにスカイプを入れ、ついでに牧師の奥様のスカイプを連帯しました。
「もし『私はどうなるのだろう』と不安になったら、教会に電話してみなよ」と、一言添えて。
すると、さっそく母から牧師の奥様に連絡があったそうです。「私の為にお祈りして下さっていると聞きました。ありがとうございます」と。
神に感謝します。
hiriomi
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