今月中旬から、北海道に浮かぶ一番北の島、礼文島に滞在してきました。
しばらく、旅行記にお付き合いください。
今回の話は、1日目、後編です。
青森県内を車で、青森駅→黒石市→弘前市→旧金木町→五所川原市→青森市と回ったお話。
午後零時半。
青森県青森市青森駅。
改札の外で待っていてくれた友人のところへ向かいます。
がるくん「お疲れ様です」
kumazzzo「ありがとう!」
待っていてくれたのは、お花見オフにも参加してくれた青森のがるくん。
ブログを通じて、メールのやり取りが始まって、
東京では何度か会っているのですが、
いつかは青森でお会いしたいという願いが叶いました。
青森駅前で記念撮影をしてから、
駐車場へ向かって車で、出発です。
がるくん「今日は青森グルメにいろいろお連れしますよ。」
kumazzzo「いやいや、本当に気を使わなくて大丈夫だからね。」
初めて訪れる町は、いろんなものが視界に入ってきて、
自分は、他の会話をしていても、話題があちこち逸れていってしまいます。
kumazzzo「あの『東京・銀座 マスカット紳士服』って看板何?銀座に、マスカットなんて無いぞー」
がるくん「あっ、青森のイメージダウンになるようなことブログに書いたら駄目ですよ!」
調べてみたら、マスカット紳士服は、紳士服専門店の「はるやま商事」の店のようです。
「はるやま」自体も、銀座にはありません。んー、はるやま
商事さん、適当すぎです。
そんなわけで、一番最初に連れて行ってくれたのは、
青森県黒石市「お食事処 妙光」で、つゆ焼きそば。
最近、全国区で脚光を浴びているB級グルメですね。
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この店が「つゆ焼きそば」の本家的扱い。
安住紳一郎や石塚英彦など、グルメ番組には欠かせないキーパーソンのサイン色紙がずらり!
そして、なんと萩本欽一も、ロケでこの店を訪れているとか。
普通に焼きそばを作った後、どんぶりに入れて、ラーメンのスープを割っているのですが、
つゆに、ソースや、炒めた豚肉と野菜のエキスが溶けて、なんとも言えないコク!
そのつゆを、揚げ玉がすって、とてもいい感じです。
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kumazzzo「くせになる味だね!」
がるくん「好きな人ははまる味ですよ。」
続いて連れて行ってくれたのが、青森県弘前市「吉井酒造倉庫」。
レンガ造りの、この倉庫で行われた地元出身でポップアートで活躍されている芸術家
「奈良美智」さんの美術展の閉幕後、
記念として制作されたのが、画像の巨大なワンコのオブジェ。
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kumazzzo「かわいいなあー」
レンガ倉庫と芝生のロケーションなぴったりマッチした、不思議な魅力を持つオブジェです。
がるくん「弘前は他から攻められにくいように、中心部は道がクネクネしてわかりづらいんですよ」
そんな街中を車で走って、次に連れて行ってくれたのは、弘前市土手町「青い花 スイートポテト」。
ここのスイートポテトは、器にさつまいもをくり抜いたものを使っています。
もちろん、形がそれぞれ違うから、大きさ(重さ)によって値段が違います。
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店員さんに適当にカットしてもらってから、ドライブへ。
途中、道の駅「つるた」に停車して、車の中でいただきます!
しっとりとクリーミーに練られたサツマイモと、器に使われているサツマイモの間に、
カスタードクリームが入っていて、「奇跡の3層構造」になっています。
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ふと見渡せば、「つるた」の場所の大きな看板。
今朝、東京からやってきたのに、いつの間にか遠い所までやってきた驚きと、がるくんの運転に感謝です。
続いて、やってきたのが、五所川原市にある太宰治の生家を保存されている「斜陽館」という建物。
地元でも、名士であった津島家に生まれた太宰治は、「津軽」という作品の中で、
生まれ育った、この地域の風景や人について書かれているとか、いないとか。
太宰治の作品は現在も多くのファンを魅了していて、生まれ育った自宅にも多くのファンが訪れています。
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kumazzzo「『どうして旅に出るの?』『苦しいからさ』って、こんな一文読んだだけでも、ちょっと読んでみたくなるよ」
がるくん「自殺願望があった人ですからねー」
太宰治は玉川上水で愛人と入水心中するわけですが、遺体が発見された6月19日は、誕生日だったとか。
この6月19日を「桜桃忌」と名づけて、ファンが今でも偲んでいるという話は、
中学生の時に国語教師に教わったのを、思い出しました。
今年はちょうど、生誕100年で、各地でいろんなイベントが行われたようです。
続いて、向かったのは、同じ五所川原市の中心にある「立佞武多(たちねぷた)の館」。
青森には、いろんなねぶた祭りがあるのですが、青森、弘前と並んで有名なのが五所川原だとか。
祭りで使われるねぷたを、常時展示しているのが、こちらの施設です。
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kumazzzo「全部和紙?すごいねー」
がるくん「手作りで、市にお抱えの職人がいるんですよ」
平成10年に80年ぶりに復活した、この五所川原の立佞武多は、
メインである、高さ22mの大型ねぷたをテーマを決めて毎年1台つくり、
3年間活躍したのち取り壊されるのだとか。
祭りのときには、この建物から、そのまま出陣するので、祭りのときには、
ねぷたの周りにあるらせん状の見学通路は、
跳ね橋のように開き、大型のシャッターががらがらと上にあがるのだとか。
kumazzzo「えっ、この吉幾三は、何?」
がるくん「地元なんですよ。この歌カラオケで盛り上がるんですよ。」
「立佞武多」というシングルを出していて、その歌詞と本人の写真とコメントが展示されていました。
…そっかー、「おらこんな村嫌だー」って、言って歌っていた、あの村に来たのか!!
自分が小学生のころヒットした吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」。
歌のトップテンやベストテンで毎週見ていた、あの吉幾三の、あの村です。別の意味で、感動です。
そんなわけで、日が暮れてきて、次は青森市へ。
途中、縄文時代の生活の様子が次々と明らかになった「三内丸山遺跡」の発掘場所と展示館を外から見学。
見学時間が終了してしまっていたので、また次回のお楽しみです。
最後は、青森県の郷土料理を堪能してもらえる場所に連れて行ってもらいました。
青森市本町2丁目「津軽じょっぱり漁屋酒場」。入口にはねぶたが飾られていて、
遠くからでもとても目立ちます。どうやら、職人さんが制作した、本物のようです。
わざと作ってある狭い入り口をくぐって店内へ。
自分は席に着いた途端、厚かましいお願いです。
kumazzzo「すいません、携帯充電させてもらっていいですか?」
がるくん「旅人なもんですから…」
店員さん「いいですよ」
今夜は車中拍なので、携帯のバッテリーが減らないよう、
ずっと気を使っていたのにもかかわらず、五所川原ですでに、
バッテリーの残量のサインが、残り少なくなっているサインに変わっていました。
がるくんおすすめで「味噌おでん」やほっけの漬け焼、ほたての焼いたやつ(名前忘れた!)、
ほたての地鶏「シャモロック」のくわ焼(くわの形した鉄板で提供されるから?)や、
にんにくの爆弾揚げなどをいただきます。
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kumazzzo「がるくんは運転なのに、自分だけ酒なんて飲めないよー」
と言いつつ、ちゃっかりおすすめの地酒を岩塩と一緒にいただきます。
がるくんは、地元でメジャーなバナナフレーバーのサイダーを。
周りのお客さんも県外の方が多いらしく、バナナフレーバーのサイダーに興味津々です。
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酔いがいい感じに回ったところで、時間もそろそろ迫っていました。
がるくん「そろそろ出ましょうかー」
最後に青森の観光物産館もある「アスパム」というビルのライトアップに、
青森ベイブリッジのライトアップも楽しませてもらって、青森駅へ。
寝台列車が入ってくるホームまで、一緒についてきてくれました。
ホームの向こうからディーゼル機関車が轟音と響かせながら、近づいてきます。
22時42分青森発札幌行きの急行「はまなす」です。
kumazzzo「今日は本当にありがとう。一人じゃ絶対にこんなたくさん見て回れないよ。」
がるくん「また東京で会いましょう!」
長い一日でした。
たくさんの気持ちと思い出をもらって、カーペットカーの連結してある4号車へ乗車。
いよいよ、札幌へ、そして稚内と旅は進んでいきます。
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しばらく、旅行記にお付き合いください。
今回の話は、1日目、後編です。
青森県内を車で、青森駅→黒石市→弘前市→旧金木町→五所川原市→青森市と回ったお話。
午後零時半。
青森県青森市青森駅。
改札の外で待っていてくれた友人のところへ向かいます。
がるくん「お疲れ様です」
kumazzzo「ありがとう!」
待っていてくれたのは、お花見オフにも参加してくれた青森のがるくん。
ブログを通じて、メールのやり取りが始まって、
東京では何度か会っているのですが、
いつかは青森でお会いしたいという願いが叶いました。
青森駅前で記念撮影をしてから、
駐車場へ向かって車で、出発です。
がるくん「今日は青森グルメにいろいろお連れしますよ。」
kumazzzo「いやいや、本当に気を使わなくて大丈夫だからね。」
初めて訪れる町は、いろんなものが視界に入ってきて、
自分は、他の会話をしていても、話題があちこち逸れていってしまいます。
kumazzzo「あの『東京・銀座 マスカット紳士服』って看板何?銀座に、マスカットなんて無いぞー」
がるくん「あっ、青森のイメージダウンになるようなことブログに書いたら駄目ですよ!」
調べてみたら、マスカット紳士服は、紳士服専門店の「はるやま商事」の店のようです。
「はるやま」自体も、銀座にはありません。んー、はるやま
商事さん、適当すぎです。
そんなわけで、一番最初に連れて行ってくれたのは、
青森県黒石市「お食事処 妙光」で、つゆ焼きそば。
最近、全国区で脚光を浴びているB級グルメですね。
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この店が「つゆ焼きそば」の本家的扱い。
安住紳一郎や石塚英彦など、グルメ番組には欠かせないキーパーソンのサイン色紙がずらり!
そして、なんと萩本欽一も、ロケでこの店を訪れているとか。
普通に焼きそばを作った後、どんぶりに入れて、ラーメンのスープを割っているのですが、
つゆに、ソースや、炒めた豚肉と野菜のエキスが溶けて、なんとも言えないコク!
そのつゆを、揚げ玉がすって、とてもいい感じです。
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kumazzzo「くせになる味だね!」
がるくん「好きな人ははまる味ですよ。」
続いて連れて行ってくれたのが、青森県弘前市「吉井酒造倉庫」。
レンガ造りの、この倉庫で行われた地元出身でポップアートで活躍されている芸術家
「奈良美智」さんの美術展の閉幕後、
記念として制作されたのが、画像の巨大なワンコのオブジェ。
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kumazzzo「かわいいなあー」
レンガ倉庫と芝生のロケーションなぴったりマッチした、不思議な魅力を持つオブジェです。
がるくん「弘前は他から攻められにくいように、中心部は道がクネクネしてわかりづらいんですよ」
そんな街中を車で走って、次に連れて行ってくれたのは、弘前市土手町「青い花 スイートポテト」。
ここのスイートポテトは、器にさつまいもをくり抜いたものを使っています。
もちろん、形がそれぞれ違うから、大きさ(重さ)によって値段が違います。
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店員さんに適当にカットしてもらってから、ドライブへ。
途中、道の駅「つるた」に停車して、車の中でいただきます!
しっとりとクリーミーに練られたサツマイモと、器に使われているサツマイモの間に、
カスタードクリームが入っていて、「奇跡の3層構造」になっています。
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ふと見渡せば、「つるた」の場所の大きな看板。
今朝、東京からやってきたのに、いつの間にか遠い所までやってきた驚きと、がるくんの運転に感謝です。
続いて、やってきたのが、五所川原市にある太宰治の生家を保存されている「斜陽館」という建物。
地元でも、名士であった津島家に生まれた太宰治は、「津軽」という作品の中で、
生まれ育った、この地域の風景や人について書かれているとか、いないとか。
太宰治の作品は現在も多くのファンを魅了していて、生まれ育った自宅にも多くのファンが訪れています。
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kumazzzo「『どうして旅に出るの?』『苦しいからさ』って、こんな一文読んだだけでも、ちょっと読んでみたくなるよ」
がるくん「自殺願望があった人ですからねー」
太宰治は玉川上水で愛人と入水心中するわけですが、遺体が発見された6月19日は、誕生日だったとか。
この6月19日を「桜桃忌」と名づけて、ファンが今でも偲んでいるという話は、
中学生の時に国語教師に教わったのを、思い出しました。
今年はちょうど、生誕100年で、各地でいろんなイベントが行われたようです。
続いて、向かったのは、同じ五所川原市の中心にある「立佞武多(たちねぷた)の館」。
青森には、いろんなねぶた祭りがあるのですが、青森、弘前と並んで有名なのが五所川原だとか。
祭りで使われるねぷたを、常時展示しているのが、こちらの施設です。
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kumazzzo「全部和紙?すごいねー」
がるくん「手作りで、市にお抱えの職人がいるんですよ」
平成10年に80年ぶりに復活した、この五所川原の立佞武多は、
メインである、高さ22mの大型ねぷたをテーマを決めて毎年1台つくり、
3年間活躍したのち取り壊されるのだとか。
祭りのときには、この建物から、そのまま出陣するので、祭りのときには、
ねぷたの周りにあるらせん状の見学通路は、
跳ね橋のように開き、大型のシャッターががらがらと上にあがるのだとか。
kumazzzo「えっ、この吉幾三は、何?」
がるくん「地元なんですよ。この歌カラオケで盛り上がるんですよ。」
「立佞武多」というシングルを出していて、その歌詞と本人の写真とコメントが展示されていました。
…そっかー、「おらこんな村嫌だー」って、言って歌っていた、あの村に来たのか!!
自分が小学生のころヒットした吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」。
歌のトップテンやベストテンで毎週見ていた、あの吉幾三の、あの村です。別の意味で、感動です。
そんなわけで、日が暮れてきて、次は青森市へ。
途中、縄文時代の生活の様子が次々と明らかになった「三内丸山遺跡」の発掘場所と展示館を外から見学。
見学時間が終了してしまっていたので、また次回のお楽しみです。
最後は、青森県の郷土料理を堪能してもらえる場所に連れて行ってもらいました。
青森市本町2丁目「津軽じょっぱり漁屋酒場」。入口にはねぶたが飾られていて、
遠くからでもとても目立ちます。どうやら、職人さんが制作した、本物のようです。
わざと作ってある狭い入り口をくぐって店内へ。
自分は席に着いた途端、厚かましいお願いです。
kumazzzo「すいません、携帯充電させてもらっていいですか?」
がるくん「旅人なもんですから…」
店員さん「いいですよ」
今夜は車中拍なので、携帯のバッテリーが減らないよう、
ずっと気を使っていたのにもかかわらず、五所川原ですでに、
バッテリーの残量のサインが、残り少なくなっているサインに変わっていました。
がるくんおすすめで「味噌おでん」やほっけの漬け焼、ほたての焼いたやつ(名前忘れた!)、
ほたての地鶏「シャモロック」のくわ焼(くわの形した鉄板で提供されるから?)や、
にんにくの爆弾揚げなどをいただきます。
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kumazzzo「がるくんは運転なのに、自分だけ酒なんて飲めないよー」
と言いつつ、ちゃっかりおすすめの地酒を岩塩と一緒にいただきます。
がるくんは、地元でメジャーなバナナフレーバーのサイダーを。
周りのお客さんも県外の方が多いらしく、バナナフレーバーのサイダーに興味津々です。
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酔いがいい感じに回ったところで、時間もそろそろ迫っていました。
がるくん「そろそろ出ましょうかー」
最後に青森の観光物産館もある「アスパム」というビルのライトアップに、
青森ベイブリッジのライトアップも楽しませてもらって、青森駅へ。
寝台列車が入ってくるホームまで、一緒についてきてくれました。
ホームの向こうからディーゼル機関車が轟音と響かせながら、近づいてきます。
22時42分青森発札幌行きの急行「はまなす」です。
kumazzzo「今日は本当にありがとう。一人じゃ絶対にこんなたくさん見て回れないよ。」
がるくん「また東京で会いましょう!」
長い一日でした。
たくさんの気持ちと思い出をもらって、カーペットカーの連結してある4号車へ乗車。
いよいよ、札幌へ、そして稚内と旅は進んでいきます。
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すげぇ~よく覚えてますね、
メモとかあまりしてなかったと思いましたけど
わぁのイチオシの地酒、たんげめがったべ?
まだ遊びに来てけじゃ~
へばまだ~ 笑
いやいや、それだけ楽しい一日だったってことだよ。
ありがとう!がるくんのおかげでよい旅になりました。
そう、思い出せなかったのは、その一押しの地酒の名前!
たげめ!たげめ!
青森は美味しいお酒多そうだね。
今度は一緒に飲みたいね。東京でも会えたら会いたいね!
飛行機で一飛びできる時代ですが、列車の旅っていいですね~^^。
太宰(←結構好きでした)もしるやきそばもねぷたも青森の物産も楽しまれたみたいで、
記事を読んでいると青森がメインに見えてきました☆
青森によるのは、結構、メインに近いイベントだったんですよー
ほら、こういう機会がなければ、自分は青森ってなかなか行かないから
いいきっかけを作ってくれたことに感謝です。
観光地としては、ちょっと広がりすぎていて
目的を絞らないと大変そう!
でもとても楽しいところでしたよ!。
ほとんど行ったことがないから
知らないことばかりだな~
いつかちゃんと行ってみたいな
なんか、たくさんおいしいものあるし、
歴史や文化を体験できるところもあるし、
とても楽しかったよ。
すぐ近くの所だと、なかなか良さを知らないままのことって
多いよね!
がるくんのおもてなし、素晴らしいね!
俺も見習わらないと(反省)
つゆ焼きそば、存在はしってるけど・・・
めっちゃ怖くて・・・
好きな人ははまる味かぁ。
食べてみたいかも、でも怖いかも。
「青い花 スイートポテト」
「バナナフレーバーのサイダー」
食べてみたいよぉ!!!
いやいや、いつもponpoko君とこ行くときにも、充分楽しんでいるよ!ありがとう!
青森はいろいろ楽しいところあって、面白いところだよ。
食文化もちょっと独特だけど、黒石市は富士宮やきそばに対抗して
町起こししていて、つゆやきそばだけじゃないみたいだよ~
バナナ味は不思議な味だったよ。炭酸あまり好きじゃないけど
ご当地ものはこれから探して飲んでみようかな!