んなわけで、画像は、茨城産メロン。
恥ずかしい話ながら、茨城がメロンの産地と知ったのは、この数年のこと。
こっち系に人気のある某海岸へ行くと、海岸沿いの道路には、
メロンの栽培が盛んなことを匂わせるような、「メロン狩り」などの農園の看板をあちこちに見かけます。
「おっ、メロン狩りなんかできるんだ。えーっ」という驚きを感じたのを覚えてます。
メロンの産地は、生まれ育った静岡や、夕張メロンに代表される北海道などが有名だと思っていたけど、
茨城が生産量全国第1位だとか。
たしかに、高級メロンの栽培としては、静岡や夕張は、知名度があっても、
トータルの生産量としては、他県の方が、優位に立っているのでしょう。
大洗町にある、アウトレットモールの一角には、地場の生産品を売る店舗があって、
今が旬のメロンが、大小、様々な種類売られていて、
変わり種で「メロンどら焼き」なんて商品も。
この日は、せっかくだったので、メロン2玉と一緒にメロンどら焼きも買ってきました。
メロンが入っているのではなく、メロンピューレを混ぜた白あん入りでしたが、
もしかして生メロンを使ったどら焼きなんかも、意外においしいのかもと感じました。
そして、メロン。
赤いほうがクインシーメロンで、緑のほうが、オトメメロンだったかな。
メロンは種の部分をきれいに取り除くのが、実に面倒。
いや、がさつにざっくり取り除くのならば、簡単ですが、ほら、このくぼみに、
甘い果汁が、たっぷり溜まっているじゃないですか。
なるべく果汁を捨てずに、種だけを、最後の最後まで、きれいにスプーンですくう。
その面倒を乗り越えれたものだけが、柔らかく甘い果肉と果汁にたどりつけるわけです。
僕の子供のころは、外側に網目の模様がない、プリンスメロンが、市場では圧倒的でしたが、
やはり、メロンと言えば網目のイメージ。当時は、プリンスメロンは、まがい物のイメージがありました。
いまでは、アンデスメロンやクインシーメロンなど、網目系(?)で、かつ、安くて手ごろなメロンが随分増え、
一人暮らしや高齢者が増えた今では、
バカでかくて、一人では持って帰るのも困難でカットしたものを買うしかないすいかよりも、
メロンのほうがポピュラーになったかもしれません。
時代は変わっていきますな。