左利きでいいじゃない!!kumicco

海辺の町で暮らすシンガーソングライターのブログ

門司別院通り

2010-08-08 04:59:12 | インポート
旅のお話の続きをちょっと・・・

下関の着いたのが 夕方でした。
その日も 暑くて外でうろうろする元気はありませんでした。

でも またいつ来れるか 明日の事なんてわからないから
門司まで そのまま乗り換えて行ってみる事に

駅に着くと 駅が変っていた
駅前の風景はなんとなく見覚えがあったが 反対側の風景が
整備されて レンガ造りの建物が見えて きれいになっていた。

たぶん 住んでいた頃は路面電車が走っていた・・

バスの路線図がでていたので バスで行こうと思ったが
娘をベビーカーに乗せてよく門司駅まで行っていたのを思い出して
歩いていく事にした。
西へ まっすぐ歩けばつくはずなんだ

北に山があって 南に海

その間を細い道が横に横に何本もまっすぐな道が続いている
記憶をたどりながら ジグザグ歩きをしながら 歩いた
夕方は海風がふいて それほど暑くなかった。

15分ぐらいあるいたら 見覚えのある景色に
まっすぐ 山手に伸びる石畳の道

ソコは私が最初にイッちゃんと住んだ街です。
記憶をたどるように その道を登っていきました

すんでいた マンションを見つけた!! 
ずいぶん古くなっていたけど 記憶のまま建っていました。
一階にあった クリーニング屋さん カメラ屋さん かまどやのお弁当屋さん
みんな なくなり 今は知らない 個人のお弁当屋さんだけで 
あとは シャッターがおりていた。

真向かいの藤井さんの家がなくなって病院が建っていた
市営の団地があったところも きれいになくなっていた

あと プラモデル屋さん 酒屋さん・・・
お世話になったお店はなくなってしまっていた。

私はこの町が大好きだった。

住み始めた 私は最初ちょっとビックリした。
すぐに、となりに住んでいた家族が飼っていたセキセイインコの雛を
預けにきた。
真上に住んでいた夫婦の家に赤ちゃんが生まれて
その世話をするために毎日やってきていたおばさんが
時間もお構いなしに遊びに来た。

男の人は遊び好きで 女の人はたくましくて
開放的で お構いなしで 
だけど 人情にあふれていて そのあたたかさに
なんども救われたんだ

思い出のままでは さすがになかったけれど 
でも あの頃の事を 久しぶりに懐かしく思い出すことができて
私は幸せだったのでした。

コメント
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