日程:2018年1月14日(日)日帰り
天候:
同行:ヒロイさん、BigM(我が社の山岳部)
当初はワイルドボアの予定だったが、朝9時過ぎに峠の駐車スペースに向かうと、これまでに無いくらいの激混み!
これは順番待ちで大して登れないだろうと、南壁に変更した。
南壁はヒロイさんとバトルランナーに登って以来だから、ほぼ一年振り。
以前は講習でトップロープがすだれ状態だったが、最近は人気が無いのか空いていて快適だった。
城山で後輩に洗礼を受けさせる(?)には、まずはここから。
先日入部したばかりのBigM。かつては12クライマーだったが、しばらくブランクありということでやってもらうが、案の定上部の小ハングの所で試行錯誤。
シメシメとニヤつきながら眺めていたが、バトルランナーを登っていたおばちゃんが頼みもしないのに上からガバの位置を教えてしまった。ダメだよ、おばちゃん。まったくおしゃべりなんだから!
ヒロイさんも相変わらず苦手なようで、「これは絶対に5.9じゃない!」とご立腹の様子。
以前はハング横の岩が動いたり、ボルトが貧弱だったりしてある意味怖さを感じたが、最近になって南壁一帯ケミカルにリニューアルされたようで、こちらもすっきり。
BigMの後に久々にやってみて、核心はハングだけかと思ったらその上の薄いカサブタのようなカチの二手がけっこう悪くて、溜まらず1テン。
ヌン掛けされていたので、最後にやってみる。
登ったのはもう何年前だろう。出だしはグダグダながら、全体的な流れはけっこう身体が覚えていた。
自分にとって一番苦手なハング下の甘いポッケも何とか指がかかり、大ポッケをアンダーで取るが、その上のやや遠いガバクラックを取りに行くところで腹筋が足りず上まで届かず。
痛恨の1テンだが、そのまま登り返してTopOut。
先にやったBigMはやはり途中でテンション入ってしまったが、割とサクサク。しかし甘くみたのか、その後、終了点間近で足を滑らせ、まさかのドカ落ち。
ここは最後のランナーまで掛ければグランドフォールにはならないが、落ちるとロープもけっこう伸びるので、登っている方もビレイする方もちょっと怖い。あ~、ビックリした。でもまぁ次はサクッと登っちゃいそう。
ヒロイさんの初10c狙いのオンサイトトライ。
出だしのバランシーな滑り台をジリジリと突破し、時間をかけながら「おっ、これはもしかして行っちゃうかも!」と思わせるような登りだったが、結局その上でハネられる。
何だかんだで15~20分ぐらい張り付いていたんじゃないか。ナイス・ファイト!
結局、3テンぐらいしてTOはできたので、次回はイケそう。
空気も澄んで道すがら伊豆の島々や富士山が綺麗だった。