新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

運動とお酒のお供にトマトジュースを

2023年09月25日 | 健康のことなど
ハイキングの水分補給は、もっぱらスポーツドリンクと麦茶です。

ハイキングを始めたのはまだ朝夕肌寒い季節だったので、熱い麦茶をボトルに入れていったものです。

最近は食事が炭水化物に偏り、野菜不足が気になっていました。

「トマトジュースはどうだろう?」

と、ふと思い立って調べてみました。

すると、食塩入りのトマトジュースを持って登山する人がお二人ほどいました。

スポーツドリンクは糖分も高めなので、塩分とビタミン、ミネラルの補給なら、食塩入りのトマトジュースのほうが糖尿病患者には正解のようです。

カゴメによると、トマトジュースは乳酸値の代謝を向上させ、疲労度も下げる効果があるのだとか。







乳酸値推移のデータより、トマトジュースを飲んだ人は、水を飲んだ人よりも運動直後に増加する乳酸値が低くなることが分かりました。また、水を飲んだ人より、その後の乳酸値も低く、緩やかに推移しています。
この結果から、トマトジュースを飲んだことにより、乳酸の代謝が促進され、エネルギーとして効率よく利用されたことが考えられます。
トマトは栄養価が非常に高いことから「どの成分が疲労回復に作用しているか」のメカニズム解明にさらなる研究が必要ですが、運動をするみなさんは、疲労軽減に繋がるトマトジュースを取り入れてみてはいかがでしょうか。

早速試してみました。

業務スーパーの輸入ものも含め、いろいろなブランドを試しましたが、トマトジュースはカゴメに限ります。次においしいのがデルモンテかな。トマトジュースは価格差がおいしさの差にしっかり反映されているように思います。

さて、トマトジュースを飲みながらハイキングをした結果は……?

れんちゃんの「摩耶山Diary」をお楽しみに!(なぜ引っ張る)

さて、地元のドラックストアでは食塩無添加タイプしか見つかりませんでした。以前は低塩タイプも売っていたんですけれどね。

塩分も補給したいなあと思ったので、王子公園駅前のローソンで食卓塩を買っていきました。

なかなか見つからず、「最近のコンビニは、塩も非常用のローソクも売ってないのか!」と腹立たしくなりましたが、一番下の棚のわかりにくいところにありました。ローソクはあったかな? 災害に備えて備蓄しておく必要がありますね。

しかし食卓塩、お安いですね。たしか、税込み127円でした。

ボトルに塩を入れてシャッフルするんじゃなくて、口を開けて、下唇に塩をパラパラと振りかけてから、トマトジュースを流し込みました。これがうまい。塩分量を調節できるのがよいです。行動食のゆで玉子も、やはり塩を振ったほうがおいしいですね。病気をしてから、お昼の仕出し弁当は味噌汁なし、お寿司も玉子かけご飯も醤油なしで食べてきましたが、塩分、最高!

なんと、トマトジュースは悪酔い防止にも効果があるそうですよ。

トマトジュース缶3本(約160ml×3本)と焼酎甲類(ストレート約100ml)の同時摂取試験を実施し、血中アルコール濃度を調べた結果、トマトジュースを飲んでいない場合(水と焼酎甲類を摂取)と比較して、トマトジュースを飲んだ場合の方が血液中のアルコール濃度が顕著に低下することが分かりました。
また、計算上、体内に留まるアルコール量が約3割減少し、体内からアルコールがなくなるまでの時間も約50分早くなりました。

これも、お店にトマトハイがあれば必ず注文する私にはうれしい情報です。最近スーパーで見かけなくなってしまったけれど、ビールとトマトジュースのカクテル「レッドアイ」も好きです。『ゴルゴ13』にも「ブラッディ・メアリー」(ウオッカのトマトジュース割)が出てきましたね。昨夜も、チェイサーがわりにトマトジュースを飲んでみましたが、翌朝に酒が残らないような気がしました。

今日は糖尿病の治療で、月に一度の通院の日でした。

ここに書いたトマトジュースの効能について、看護師さんに熱く語っていたのですが、しかし、私のような人間を「口だけ番長」というのでしょうね。

体重はかろうじてやや微減、筋肉量は微増で体脂肪も微減だったので、
必ずしも悪い数値ではなかったのですが、HbA1cは前月の6.8から0.2ポイント上昇、5か月ぶりの7.0台でした。

食べ過ぎ、外食やインスタントに頼りすぎ、かつ1か月の平均歩数が1万歩を切るなど、運動量不足なのは自覚がありました。しかしよくて現状維持、せめて0.1ポイント上昇くらいで済むのかなと思っていたのですが……数字は正直ですね。

「あー」

「ほんま、『あー』やでぇ、黒さん」

と、苦笑する10年近いお付き合いの看護師さん。

「トマトジュースも、ぜひ無塩タイプにしてくださいね」

と、にっこり笑顔の管理栄養士さん。

「あのー、汗をかいて塩分も失われるので……」

「これだけ食べ過ぎなら、しかも外食やインスタントが多いなら、塩分はしっかり摂れていますから、心配しなくて大丈夫です」

「さよか」と私も苦笑しながら、認めざるをえませんでした。

さて、カゴメの食塩無添加トマトジュースといえば、『リコリス・リコイル』の千束(ちさと)です。



千束が、私も愛飲する紙パックのカゴメのトマトジュースを飲んでいます。
親近感が湧いて、うれしかったシーンです。

しかし、高血圧や動脈硬化と縁があるとも思えない、見るからに健康そうな少女が、なぜトマトジュースを飲んでるの? イマドキの女子高校生に流行ってるの? (千束たちリコリスは、高校生に擬態しているだけで、高校の学籍はおろか戸籍さえもありませんが) その意味でも、とても印象に残ったシーンでした。

実はこのシーンは、第5話の衝撃の展開の伏線でした。しかし、そのことを度外視しても、トマトジュースには疲労回復の効果があるわけですから、常在戦場の特務機関員としては納得のチョイスです。

大藪春彦の『ハイウェイハンター・シリーズ』の『東名高速に死す』でも、秘密捜査官の西城は、朝の起きぬけに、トマトジュースを3杯ルームサービスで頼んで、塩とレモンをたっぷり入れて飲んでいたものでした。

大藪春彦作品の登場人物は、栄養のバランスに気を遣い、意外に健康志向です。戦いに臨むにあたり、腹部を撃たれたとき、胃に水気のものがあると腹膜炎になるので、ラーメンは厳禁です。酒池肉林のマリファナパーティでは、マリファナを吸ったふりをするだけで、煙を吸わないように気をつけ、肉を食べたらセロリをかじることも忘れません。

『長く熱い復讐(ころし)』のセロリとネギ入りのチーズオムレツを再現した方がいらっしゃいました。おいしそう。今日の記事には、オチはありません。




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