きのう9月25日は、閲覧数 405PV(ページビュー)、訪問者数 276UU(ユニークユーザー)でした。
このブログの訪問者数は、ふだん、100〜150UUです。
いつもより多いなあと思って、閲覧状況を確認してみました。
記事を更新したわけでもない、朝の7時ごろにアクセスが伸びています。
最近はTwitterでの告知も、URLを踏んでブログを読んでくれるのは数人クラスです。
何があったんだろう?
何の気なしに、アクセス解析のページを最後まで見てみると……
端末・ブラウザリストを見ると、Googlebotがアクセスの約54%を占めていました。閲覧数も189PVで、シェア約47P%です。
Googlebotの「bot」とは、ロボットのことで、Googleがインターネット上の情報を収集するために用いる自動プログラムのことを指します。 その主な役割は、新たに公開されたウェブページを見つけ、既存のウェブページの内容が更新されているかどうか確認して、Google検索のデータベースに登録することです。
Googlebotを除くと、閲覧数約215PV、訪問者数約127UUですから、昨日もほぼ平常運転でした。
一部の記事を除き、Google検索では箸にも棒にもかからなかったこのブログですが、Googlebot がクロール(巡回)していった、ハイキング日誌や『ゴジラの逆襲』のロケ地に関する記事がヒットするようになりました。Googlebotの足あとをたどりながら、労組の摩耶山ハイキングに備えて、五月山に初めて出かけた日の記事を読みました。半年前なのにもう何年も前のように懐かしく感じました。
もちろん、「五月山」「摩耶山」「六甲山」などのビッグキーワードで、このブログがヒットすることはありません。「摩耶山 毒きのこ」「六甲山 岩倉山」「五月山 ひょうたん島」「ゴジラの逆襲 ロケ地」など、ビッグキーワードにスモールキーワードをセットした場合に限ります。タクシーの運転手さんに、「梅田!」というだけでは伝わらないけれど、「梅田の観覧車!」といえばHEP FIVEに連れて行ってもらえる感じでしょうか。でもあそこ、タクシー停められたっけ。
「ゴジラの逆襲 ロケ地」でこのブログがヒットするようになったのは、少しうれしいです。あの映画のロケ地が大阪だけでなく、神戸も含まれている可能性を指摘しているのは、いまのところこのブログだけですから。70年近く前の作品に、どれだけの人が興味を示してくれるかですが、六甲愛、摩耶愛に溢れる神戸の方々のお目に留まることを祈るばかりです。
ネット上にコンテンツは無尽蔵にあり、検索でも表示できるページには限りがあります。これも一時的なものでしょう。朝にはヒットしたのに、もうヒットしなくなってしまった記事もありました。
「摩耶山 毒きのこ」と検索すると、「摩耶山Diary25th 毒きのこを見つけてしまったかも…」がヒットするようになったのはうれしいかぎりですが、この記事、タイトルに「毒きのこ」の文字列が含まれ、ドクツルタケらしきキノコを発見した記述が一文あるだけですからね。これってタイトル詐欺ならぬ検索詐欺? このキーワードでたどり着いた人をがっかりさせないように、ドクツルタケについて、れんちゃんに追記してもらいました。
しかし、この記事は「摩耶山 毒キノコ」ではヒットしないので、タグを追加してみました。SEO(サーチエンジン最適化。検索で見つかりやすいようにすること)の視点では、カナ表記のほうがヒット率が高いことは承知しています。しかし、れんちゃんが動植物や菌類を呼ぶときは、基本的にかな表記なんですよね。ここは譲れません。多くの人に読んでもらえるのはうれしいですが、アクセス数より大事なものはあります。
さて、アクセス解析で、端末・ブラウザの項目まで見ることはたまにしかありません。しかし、ブログを開設して19年、taecup時代も含め、Googlebotの名を見るのは、今回初めてのような気がします。気づかなかっただけで、今までも急にアクセスが急増することがありましたから、たまには来ていたのかもしれませんが。
gooブログはブログサービスのシェア4位で、NTTの系列会社が運営する、日本を代表するウェブサービスのひとつです。Googlebotになりすました悪意あるユーザーによって、Webサーバに過剰なアクセスを集中し、正常なサービスを提供できないように妨害する、DDoS攻撃を受けた可能性もゼロではありません。
しかし、その心配はないかなあとも思います。このブログに限っていえば、先の『ゴジラの逆襲』のロケ地の話題をはじめ、インターネット上にあまり記述のないこのブログ独自の記事をクロールしていったようにしか見えないからです。
アクセスが伸びる記事、リアクションもいただきやすい記事と、自分の書きたいものは異なることのほうが多いですが、それも仕方のないことですね。
毎週私たち「おやこ」がお世話になっている「お母さん」のお店が、どのメニューもおいしいように、このブログも、どの記事を読んでも楽しんでもらえたり、役に立ったりできるよう、日々工夫しています。
と、こんなことをわざわ書くのも、最近、脱サラで居酒屋を開業したけれど、一年で撤退した元大手エリート会社員が、失敗の理由を「客の意識の低さ」に求めるネット記事を読んだからです。
インテリアにも1千万円単位のお金をかけ、酒にも料理も厳選したのに、こだわりの創作料理や郷土料理を食べに来るのは偵察の同業者だけ、一般客が頼むのは唐揚げやポテトフライばかり。
こんな日々が続いたら、たしかにこころが折れますね。
でも、大衆ってそんなものなのです。
それよりおまえ、居酒屋の定番メニューの唐揚げやポテトフライを舐めて、適当なものを出していただろうと、私は思うわけです。なぜおまえは業務スーパーを活用しなかった? 業務スーパーの唐揚げやコロッケ、ポテトフライの完成度は高いですよ。
今日もオチはありません。