よみがえる難波宮

　最終的に１／３まで圧縮したが、久々に充実した仕事だった。最後の文章は自分でも書きながら興奮した。

　出来は今ひとつだ。しかし前期難波宮と後期難波宮のブランクはどんな風だったのか、その後どうなったのか、永年釈然としなかった疑問点が解けただけでもヨシとしよう。地図を描いたり、図版のラフを作るのは楽しかった。時間が経つのを忘れる。タイムアウトだったが、もう少し詳しい資料がほしかった。

　この一週間、睡眠時間２、３時間でそればかりやっていた。会社のことも労組のことも忘れられたのが解放だった。