新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

みんなの農園の鹿さん対策をしました…!

2023年07月28日 | れんの農園日記・自然かんさつ

ぉはようございます…!
7月23日の日曜日は、丹波に援農に出かけました…。

去年の1月に植えた栗の苗木は、ほとんどが枯れてしまいました…。
秋まで、元気に青々した若葉が繁り、栗の実がみのった子もぃたのに…!

栗の苗木が枯れてしまったのは、酷暑、水不足、ぃろぃろな理由がぁりますが、父いわく、最大の理由は、鹿さんによる「しょくがい」です…はぃ。

昨年の暮れから、鹿さんが防護柵をこわして、侵入してくるようになったのです…!

そのたびに、防護柵を修繕して、すべての侵入口を塞いできたはずなのですが…

農業センターの方に取り付けてぃただいた監視カメラにも、鹿さんの親子連れが三頭、写っていたのです…。
しかしチェックしても、鹿さんがどこから侵入したのかわかりません…。

「まさかここから、とは思うけれど……」

「みんなの農園」に着いた園長さんと父は、人里に近い東側から、防護柵を点検して回りました…。

防護柵のまわりは、草が伸び放題になってぃました…。
草刈り機の刃が柵に当たって、刃の消耗が早まるので、そのままにしてきたのです…。
鎌で草を刈りながら点検していきます…。

「これだけ草が伸びているということは、侵入の形跡はないけれど、念のためね。れんちゃん、マムシに気をつけてね」

父は防護柵を揺すって、壊されていないかどうか確認していきました…。

「ここはグラグラするねえ。これじゃ、またこわされてしまう。針金で補強しよう」

父は隙間ができたメッシュフェンスを針金で結わえて、きつく繋ぎ止めていきました…。

しばらくすると、園長さんが大きな声でぃいました…。

「ここや!」




こわされちゃってる…!

ここは斜面になった場所で、ワイヤーメッシュの底辺を地面に平行に収めることができなかったそうです…。
それで短くカットしたのですが、10センチほど隙間ができてしまいました…。
まさか、そんな隙間から侵入することもあるまいと思っていたら…。
鹿さんは、その隙間を、たぶん血まみれになりながら無理やりこじ開けたようです…。
金網にも鹿さんの毛玉が残ってぃました…。

園長さんが新しいワイヤーメッシュを持ってきて、侵入口を完全に塞いでいきます…。

「こんなこと、考えられへん。冬ならとにかく、いまは山にエサがたくさんあるはずなのに」

作業しながら園長さんがいいました。父が答えます。

「栗の芽や葉は、よほどおいしいんでしょうねえ。農作物のおいしさをおぼえた鹿は、駆除しかありませんなあ。侵入経路はわかりましたし、猟師さんに頼んで罠を仕掛けてもらいましょう」

ぇっっっ…! ぉ父さん…! 鹿さん、殺してしまうつもりなの…?

「もちろん。でも、それは最後の手段だよ。猟師さんだって、すぐには動いてもらえない。今日は鹿よけに、こんなものを持ってきたんだ」

それって…?


それ、とうがらしだね…? きのう、業務スーパーに行ってたの、とうがらし買いに行くためだったんだ…。

鹿さんはとうがらしがきらいなの…?

「そのようだよ。とうがらしの匂いと赤いものが嫌いだそうで、とうがらし液にひたした赤いシートが、鹿よけグッズとして売られているよ。気休めだが、栗の苗木に鷹の爪をくくりつけて、一味唐辛子をばらまいていこう」


鹿さん、ごめんね…。
でも、新芽を食べられちゃうと、栗の木は育たなくなるの…。
農園に入るの、ぁきらめてくれたら、うれしいな…。




ビオトープでは、今日も元気にオタマジャクシさんがすいすい泳ぎ、アマガエルさんが飛び跳ね、トンボさんが飛び回ってぃました…!

でも、晴れの日が続いたせいか、ビオトープは、先月の半分くらいの面積になってぃました…。この水たまりは、来年まで残ってぃるでしょうか…。


まだ尻尾の生えたカエルさんもぃましたよ…!

ふふふ…。
ぉ父さんが「けいびいいん」だったときのはなし、思い出しちゃった…。

「ああ、ちびがえるに道路を渡らせた話か」

ぅん…! 

どんなぉはなしかとぃうと、父が工事現場の「けいびいん」だったころのぉはなしです…。

その工事現場は、田んぼの真ん中にぁる工事現場だったそうです…。工事車両の出入りは朝と夕方だけで、あとはボーッと立っているだけでいい、のどかな現場だったと父はぃいます…。
そんなある日、尻尾のなくなったちびがえるさんたちがたくさん上陸してきて、向こうの田んぼに道路を渡って大移動を始めました…。
そこへ車がやってきたのです…!
父は笛を鳴らし、赤い誘導棒を振って、車のドライバーさんに一時停止をぉ願いしたのです…ちびがえるさんたちが道路を渡り切るまで…!
工事車両の出入りがあるわけでもなく、なぜ突然停車させられたのか、運転していた女性もおどろいて目を丸くしてぃたんだとか…はぃ。たしかに、それはびっくりしちゃいますよね…。
私のかえるさん好きは、父にこの話を聞いたことが、きっかけだったかもしれません…。


ノアザミが咲いてぃました…!
ぉ父さん、草刈りのときも、このノアザミは刈らないで…ね?
この日は草はまだぁまり伸びてぃなかったので、草刈りは来週に延期になりました…。


私の小学校入学祝いに植えた栗の木は、今年も元気に育ってぃます…!
栗林が広がって、広々して、とっても気持ちよさそうな場所でしょ…?
でも、ここは元は荒れ地だったんですよ…?

十年前、園長さんたちと一緒に、父も鍬やスコップを振るって、荒れ地だった耕作放棄地を開墾していきました…。

「石をパンに変えむ枯野に鍬火花」とぃう俳句が、父の座右の銘です…。

父は労組の新人研修で、若い人たちに、こんなことを話したそうです…。

「イエスを『石をパンに変えてみろ』とからかった悪魔は、いまだけ、カネだけ、自分だけの新自由主義者どもの元祖のおろかものです。地に足つけて汗水流して働いたことのない悪魔は、パンの原料の小麦が石を打ち砕いてつくられたものだなんて、想像だにしないのです」



今日は鹿さんの侵入ルートがわかって、入り口を塞ぐことができたので、ひと安心です…。
うどん屋さんでヒレカツ定食をぃただきました…。
ぉうどんもぉいしかったですが、ぉだしが最高でした…!
父も私も、一滴も残さず飲んでしまいました…。
父は塩分とりすぎ、カロリーとりすぎだったかも…。

でも翌日の定期検診で、父の血圧は正常値で、さんざん暴飲暴食してきたのに、血糖値も0.1ポイント下がっていたそうです…。
油断は大敵ですが、週に1回のハイキングが、血糖や血圧のコントロールに役立ってぃるようです…。

来週も、山にも援農にも行きます…! 鹿さん対策がうまく行って、今度こそは苗木がたくさん芽吹いていきますように…!

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