今日のトップ画像は、近所で「チャンドラーくん」(現トッポギ)のきょうだいと再会したときのれんちゃん。
今日は藪から棒に、余命一か月と告げられたに等しい、後頭部を鉄パイプで強打されたようなニュースがありました。
まあ、死にませんけど(たぶん)。
しかし死ぬより辛いお知らせでした。いまは、共に時間を過ごした幸せに感謝し、残された時間を楽しく過ごすことに専念したいと思います。
さて、標記のとおり、東京都知事選に立候補することを表明した蓮舫氏に対する、マスコミや御用コメンテーターのバッシングがとどまることを知りません。
本来なら、いま万博でグダグダの地元大阪について書くべきなのでしょうが、大阪での維新の「成功」がモデルケースとなって、安倍第二次政権、小池ファースト都政ファシストの会の誕生につながっているように思うのですね。要するに、税金を投入して、メディアをジャックすることさえできたらいいのです。
個人的な話になりますが、弊社が電子書籍ビジネスを立ち上げたとき、ある異業種交流会にプレゼンに出かけました。そこに某新聞社の経済記者がいました。後日、「◯月◯日、◯◯ホテルで開催された、第◯◯回わくわくぴゅあぴゅあ大阪びっぐまねーくらわん会において、◯◯社のくろまっく氏が、電子書籍についてプレゼンテーションを行い、中小経営者に紙メディアからの脱却するメリットについて語った」という記事が掲載されました。私は、富裕層向けのビジネスでは紙のダイレクトメールの有効性も語っていたのに、その点はガン無視です。まあ、私だってライターのはしくれですから、適当に話を切り貼りして、インタビューィの意に反する文章を書いてしまったこともあるかもしれませんから、そのこと自体はいいです。私が頭に来たのは、何の意味も価値もない、ブルジョア新聞社の記者はこんな与太記を書くだけで、中小企業補助金予算から数十万円の補助金がつく上に、タダ酒タダ飯にありつけることです。
「渇しても盗泉の水は飲まず」と孔子はいったそうですが、今後、私がなんらかのトラブルでパクられたら、「自称会社員のテロリスト」と報道しそうな現在の自称「ジャーナリスト」諸君の裏切りや退廃は目に余ります。
私はクラリオンガールに選ばれた際の蓮舫氏のインタビュー映像を見た覚えがあります。彼女は「両親に感謝します」と泣きじゃくりながらインタビュアーに答えていたのですが、ヌードグラビアの撮影で有名だった写真家が、「本当にこの子いいからだだね。俺も両親に感謝するぜ」と、ミソジニーむき出しのどうしようもないコメントを発して、スタジオの笑いを誘っていました。あれには同じ男としてほんとうに腹が立ったものです。
あれから幾星霜。あのかわいらしくセクシーだった蓮舫氏は、今や立憲民主党を代表する政治家のひとりです。
よくいえば「穏健リベラル」、普通にいえば「右派」に属する蓮舫氏の政策や路線、考え方には、私は批判があります。直近では、被災マニュアルの紙版を否定したことは許しがたい過ちです。電気がストップした災害時こそ、紙メディアは真価を発揮します。蓮舫氏は、東日本大震災で、東京も計画停電に追い込まれたことをもう忘れてしまったのでしょうか。
いろいろ批判はあるのですが、元東京都民として、蓮舫氏を私は支持します。
東京オリンピックの汚職で、電通は東京都庁に出入り禁止になりました。しかし、小池都知事は都庁プロジェクションマッピング事業を通じて、電通子会社に48億円もの利益便宜を行っています。
住民の利害には明らかに反する、こんな政治家と大手代理店や業者との癒着をいつまでも続けるつもりなのでしょうか。
蓮舫さんの行政手腕は未知数な部分がありますが、自分ファーストの現知事のように、東京都下の自治体の長のみなさんに、出馬要請を強要するような、非常識なことはしないでしょう。来る都知事選挙では、都民のみなさんの賢明なるご判断が下ることを西から祈っています。