きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

日生劇場 アコヤ貝

2009-04-13 | 村野藤吾


天井を見上げると、コバルト色の下地にアコヤ貝がちりばめられています。
照明が落ちてライトが当たると、どんな輝きなのかな。
実物は、もっと綺麗です。



 








3階客席後方の壁には、
リズミカルに高低差のあるタイル、吸音板が踊るかのように付いています。



建設当時、隣にはライトの帝国ホテルがあり、窓から眺めるように1か所だけ出窓が付けられたのだとか。











日本生命保険相互会社の70周年記念として建てられた建物で、オフィスビルと劇場が共存しています。設計には5年の歳月がかけられました。

螺旋階段を降りていくと、まるで気分はシンデレラ。
見学は、さらりと終わってしまいました。

劇場の方には、貴重な時間を見学案内のためにさいていただき、有難うございました。

見学メンバー、初めてお会いした方もいらしたけど、
また、何か機会がありましたらご一緒しましょう~!
そして、いつもきゃおきゃおの庭に遊びに来ていただいている まだ見ぬあなたも、ぜひ!

日生劇場◇日本生命日比谷ビル
竣工 1963年
設計 村野藤吾
所在 東京都千代田区有楽町1-1-1

(見学には、予約が必要です)

2009.4.5

  

コメント (18)    この記事についてブログを書く
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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (paw)
2009-04-14 00:13:49
ご無沙汰してまーす。
お元気でしたかあ?
こちらは公私バタバタしてましたが、やっと
桜が撮れました^^
(もう終わりですね^^;;)

アコヤ貝・・・う~む、スゴイ天井ですねー。
真珠貝アコヤ貝・・・青い光沢のある足糸を出して、
岩石に自分の体を固定して生活する

う~む・・・それでコバルトブルーの天井なのかなあ。
その造けいに夢を見そう・・おやすみなさい・・。。^^0kk
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Unknown (ニイチャン)
2009-04-14 00:16:53
劇場の内部、凄いですね。驚きです。
貝の中という感じでしょうか。
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pawさんへ (きゃおきゃお)
2009-04-14 00:31:14
pawさん、良いなあ。まだまだ年度末騒ぎが終わっていなくて、週末はサービス出勤。
そういえば、桜の写真UP忘れていました。妖精には会えませんでしたよ~!

1階からだと、水玉模様?に見えます。カメラのレンズをズームして、ますます???。でした。
良い夢を~!
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ニイチャンさんへ (きゃおきゃお)
2009-04-14 00:40:02
中に入って、わ~~っ!

写真を見て、更に驚きました。見えない細部が良く写っています。
生き物のような曲線…。面白かったですよ!
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ご無沙汰 (って打ったら「しておりました」って出ますー) (numabe)
2009-04-14 22:42:56
読み逃げを続けておりました。

外観は直線的なのに 中は「フリーハンド」とでもいいたくなるような うねりのある空間なんですね。有機的で不思議な感じを受けます。

>シンデレラ・・・
ほんとね この赤いカーペットには ガラスの靴が似合いそう。
(きゃおきゃおさん 靴脱いで おいてみたりしなかったー?)
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numabeさんへ (きゃおきゃお)
2009-04-15 06:16:08
え~~っ まったく気がつきませんでした。(笑!)私も、同じです。コメント書くのって、ちょっぴり勇気要りますよね。

粘土をこねて型を造ったらしいです。
私的には、もう少しゆっくり見学したかったので、名残惜しく階段をおりました。靴…ドタ靴なので 似合わない…。やっぱりガラスの靴ですね。こういう時は。
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Unknown (CROKO)
2009-04-15 07:57:26
コバルトにアコヤ貝、
ロイヤルブルーにオパール。
こんな柄の着物が欲しいですね。
前頁はコメントを入れられないようになっていましたね。
天井のドット柄が気になっていたんです。
これですっきりしました。

壁のランダムなタイルも斬新です。

前頁にあった、金色のモザイクのような壁とは別なんですね?
あの壁も着物の模様にしたいですね。
着物をあつらえるのは難しいので、いつか編みこみで再現したいなあ。
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海の中 (こりす工房)
2009-04-15 10:29:04
本当に海の中にいるような気分になりますね。
すっごく不思議な感覚です。

ディズニーシーのマーメードラグーンに雰囲気が似ているなぁって、思いました。
お魚になって、泳いでいる気分です。
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CROKOさんへ (きゃおきゃお)
2009-04-15 19:42:00
あー、本当だわ!いま、直しました。よろしければお訪ねください。
コメント受け付けないアイコンは意図的ではありません。記事を書いたり消したりしているうちに、ぽちっと押してしまったようです。
気に入らなくて、何度も書き直しました。そうしているうちに、見ているかたもいるんですよね。呆れているかも…。

金の壁は、ガラスタイルです。建設当時からのオリジナルで、いまだなお輝いています。
天井の模様、1階からは水玉模様にしか見えません。実物は とても神秘的です。
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こりす工房さんへ (きゃおきゃお)
2009-04-15 21:25:08
うねうねと続く天井を、「海面」とたとえるかたが多いそうです。

貝が一枚一枚貼られていて、使われたアコヤ貝は2万枚。気が遠くなりそうです。どうやって貼ったのか、想像できません。こんなに近くで見れて感激しました。お芝居やコンサートで来ると、また違った印象なんでしょうね。

ここは、建築家 村野藤吾 72歳のときの作品で、代表作となっている建物です。インテリアもてがけ、細部までこだわった造りとなっています。 とても気になる建物だったので、見学できて感激しました。
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