先ずトップバッターは第七試合・Cクラス・フェザー級の優翔。
1R早々ガンガン前に来る相手選手に対して優翔もひるむ事無くパンチとキックを返します。そしてロープ際に追い詰めてからの優翔が放った右ミドルがキレイに決まったところで、相手選手のヘッドガードがずれて一時試合中断。再開後お互いに前に出て攻めようとするのですが両者とも力みからかクリーンヒットが無くクリンチが多い状態。クリンチからのブレイク後、相手選手が突っ込んできたところに優翔の右ストレートがキレイに決まり、このパンチで相手選手は鼻から出血。しかし、ここで又も相手選手のヘッドガードがずれ試合中断。この時相手選手の鼻からの出血がひどい為にドクターチェックが入ります。再開後、相手選手は焦りからか攻撃が荒くなり投げが多くなります。1R終了間際、もう一度優翔の右ストレートがキレイにきまり、その後コーナーに追い詰めたところで第1R終了。
2Rに入ると相手選手は更に攻撃が荒くなり、首相撲から反則の投げをしかけてきます。そしてヘッドガードが又もやずれたところで試合中断。再開後、優翔が放ったミドルキックをキャッチした相手選手は、そのまま反則の投げをおこない、なおも倒れた優翔に蹴りかかりました。レフリーが体をはって割って入り大事には至らなかったのですが、相手選手が再三の反則と装備不備が目立つという事でレフリーが試合を止めました。
結果は反則勝ちと言う事ですが、このまま判定になっていても、文句無く優翔の勝ちだった試合でした。もしかしたら相手選手の鼻からの出血でドクターストップか優翔のKO勝ちがあったかも知れないという内容でした。
二番手は宮田建也、Cクラス・ウェルター級
初試合と言う事でかなり緊張している様子の宮田君。
1R開始早々、お互い同時に右ミドルを放ちましたが、宮田君だけがバランスを崩し倒れてしまいます。しかし、倒れた際右の足を捻ってしまい、立ち上がるのがやっとです。再開後、相手選手が猛然と攻めてきますが、足が動かない為防戦一方でスタンディングダウンを宣せられてしまいます。再開後、相手選手が一方的にパンチを繰り出したところでレフリーが割って入りKO負け。
私も手が出ないのでおかしいなと感じていましたが、まさか足を捻挫していたとはリングから下りるまでわかりませんでした。
その後、かなり腫れが酷くなって来たので病院に直行しましたが、骨には異常が無いと言う事でしたので、少し安心しました。
早くケガを治して、もう一度練習をして、次ぎは頑張りましょう。
三番手は豪腕大西厚輝、Bクラス・ライト級
先ず右ミドルで先手をうったのは大西君。いつもならここからパンチのラッシュに繋げるのですが、今回は少し慎重です。少し様子を見た後、ここでいきなりパンチのラッシュで相手選手をコーナーに追い詰めます。しかし、いつのようなキレが無く腰も高くパンチに体重が乗っていません。何度か相手選手をパンチで追い詰めますが、大西君も相手の攻撃をもらうと言う、らしくない闘い方で1R終了。やや大西君有利と言う感じです。
休憩中もかなり息が切れてしんどそうな様子です。
2Rに入っても同じ様な展開で相手選手を仕留める事ができません。かなりバテているようでしたが、最後はパンチで相手選手を追い詰めたところで2R終了。
1R、2Rともやや有利な展開でしたので負けは無いと確信していましたが、案の定、2-0で大西君の判定勝ちでした。
今回は試合前にインフルエンザにかかり、その後も仕事でほとんど練習が出来なかったせいで、体力的に心配していましたが、何とか勝利する事ができました。
これで三連勝。まだ負け知らずです。
四番手は桜井亨、Bクラス・ウェルター級
1Rから前に前に出る櫻井君。いつも通りの展開です。しかし、今回も前には出るのですが手が出ません。いつもの悪いクセで距離が詰まり過ぎクリンチが多い出だしです。相手選手は前に前に出る桜井君がやり辛いようで、こちらも下がるだけであまり手が出ません。1Rはお互い手数が少なく、どちらかを取るという事であれば、前に出ていた櫻井君ですが、五分五分の展開です。
2Rに入ると相変わらず距離を詰めすぎクリンチが多い櫻井君はレフリーから注意を受けます。相手選手も段々櫻井君の動きになれてきたのか、下がりながらも的確なパンチを当て出しました。櫻井君も反撃しようと終始前に出るのですが、手は出ません。櫻井君が前に出る、相手選手が下がりながらもパンチを当てていくと言う展開で2R終了。
2Rは的確な攻撃で相手選手のポイントは間違い無いと思いましたが、1R目をどう判断されるかで、もしかしたらドローもあるかなと言う感じでした。
結果は、1人が引き分け2人は相手選手の勝ちと言う事で2-0の判定負けでした。
櫻井君も試合前にインフルエンザにかかり、おまけに大学の試験もあり、ほとんど練習が出来ていませんでしたが、今回の負けはそれよりも相変わらず前には出るが手が出ないといういつもの悪いクセが原因です。
最後は石井宏和、Aクラス・フェザー級
1Rからフットワークを使い、相手選手に的をしぼらせません。動きながら右ローで先制攻撃、そして右ストレート左フック右ミドルキックから最後は右ストレートのコンビネーションが見事に相手選手の顎を打ち抜き、試合開始10秒で先ずは最初のダウンを奪います。ふらつきながらも何とか立ちあがってきた相手選手ですが、石井君は攻撃の手を緩める事無く猛ラッシュ。パンチの連打から膝蹴りで相手選手を防戦一方に追いやり、最後は右フックで2回目のダウンを奪い試合終了。今回は僅か41秒での勝利でした。
デビュー戦の優翔は反則勝ちながら見事に初戦を勝利で飾りました。
同じくデビュー戦の宮田君は、今回は試合中に右足を捻挫すると言うアクシデントがあり残念な結果でしたが、次ぎは頑張りましょう。
大西君は、苦しみながらも三連勝を飾りました。
櫻井君は、相変わらず悪いクセが出てしまい、今年最初の試合を勝利で飾れませんでした。
石井君は、今回は絶好調で見事なKO勝利でした。
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