京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

人に教えると言う事、人に教わると言う事

2009-02-22 13:16:01 | 一般部
『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』
と言うことわざがある。だが、それは何も一から十まで教えてもらえと言う意味ではない。自分で何も努力せず答えだけ楽して得ようとしても、そんなものは身につかない。
『努力や行動無くして“自信”と“プライド”を持つな』
実力の無い薄っぺらい“自信”や“プライド”は、人に教えを請う時の妨げになるだけだ。
運動会でも順位を決めない、クラスでも学級委員を決めない。そう言う事は「差別」だ、負けた子・なれなかった子が傷つく…そのような間違った(私の考えですが)教育が、実力無き薄っぺらい自信やプライドを持つ人を育ててしまった1つの原因なのでは無いかと思う。
劣等感を持つ事は決して悪い事ではない。敗北したり、劣等感を持つことにより「いつか追いついてやろう、追い抜いてやろう」という気持ちが生まれるものだと思う。差別などと言う言葉を叫ぶ前に、負けた子・なれなかった子がそう言う気持ちを持つように育ててあげる事の方が大切だと思う。劣等感や「負けるか!」という気持ちがなくして、はたして人は成長するものだろうか。成長を妨げているとしたら、それは薄っぺらい“自信”や“プライド”の方ではないだろうか、と思う。

『人に教える』
その事自体が苦手と言う人は多いと思う。でも人に教えると言う事は必ず自分にプラスになる。教えると言う事は頭の中で漠然とわかっていた事を、整理して言葉に発しなければならない。整理する事により、自分の中で欠けていた事、新しい発見等が見えてくるものだ。
人に教えるという事は、教えた相手だけではなく自分自身の成長にも役に立つはずだ。

教わる側にとって大事な事は、教わった事を自分なりに解釈し自分なりの見解を持って行動するという事。その時、枝葉ばかりに気を取られるのではなく、大きな幹をしっかり見据える事が大切だ。もし、間違った方向に進むようであれば、それを先輩が修正してくれる。また、それが出来ない先輩ではダメだ。

京賀塾でも先輩・後輩がそういった事を理解し、お互いに良い関係を築いてくれたら、これからもどんどん強い選手が出てくるだろう。
私は何もせずとも練習生同士が教えあい学びあい、切磋琢磨し、私はそれを眺めているだけ。そういった良い関係が私の仕事をどんどん減らしてくれて、結果私は楽が出来る、あっ…
これ以上書くと本音がポロっと出てぼろが出てしまいそうなので、今日はこの辺で終わろうと思う。


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