kyon's日誌

つれづれに・・・

笑顔の死に顔

2025年02月15日 | 日記
誰かがコメントくれたようにもうすぐ49日を迎えます。
今の時代は35日で区切りをつける方もいるやに聞きますが、でも何故49日なのかなぁ~と、日々考えたりしていました・・・気持ちを整える為の時間かもしれない・・・とか、冷静になる為の時間かしら?とか、ただ、供養するためだけではない気がしてる。昔の人は良く考えているのだろうなぁ…と思ったりします。
ワタシにはこの長い時間が人の心を落ち着かせてくれる最適な時間なのかもしれないと実感しているところです。
手続きをし終えるのでも、直ぐに出来るものと時間の必要なものがあるのですね・・・実際に名義変更をしても、直ぐに新しいワタシの口座から引き落とされる訳でもない・・・これもある程度の時間が必要なようで・・・(苦笑)それでも変更が受理されました、いついつから引き落としになりますの通知を受けるとホッとします。で、あぁ、これでワタシはついに「世帯主」になるんだぁと当たり前の事実をやっと受け入れられる気がするのです。
大体、旦那が生きてた頃は「世帯主」という概念がほぼ無いに等しく、自覚できるのはただ亭主がその任を社会的に引き受けているのだということだけ。それも役所からの通知などを見てそう思うだけで・・・それが今度は自分の名前で通知が来たりすることにちょっと驚いたりしてるんですわ…(苦笑)自分の中に自覚がないのと、まだどこかしら他の人の事の様に思えたりして、あ、ワタシか?!などと思いなおしたりするので、自分でもオカシイなと感じています。

いつぞや、脳科学者が37歳で脳卒中になったという実話を読んでから、人の心がちゃんと形式的に整理整頓されるのは左脳のお陰なのだと知りまして、右脳だけだと茫洋と感じるとかの意識や感情はあっても形として捉えられないのだと知ったのですが、ワタシの今まで動いていた脳は右脳よりも左脳だけが優先してたような感じです。中国時代劇のドラマの様にいつまでも誰かの事を思ったりその感情に支配されるような感覚は自分の中に無いのねぇと知りました。意外にワタシって冷たいのかもしれない(笑)
以前、友人の旦那さんが亡くなった時の友人はワタシのようでなかったなぁ・・・もっと感情的になり、冷静さがあるように見えて全くそうではなかった。少し異常な感じもあったと思い出しますと、人の感情としてはそれが当たり前で普通な事なのかもしれないと思う。その乱れが自分の中に見つけられないのは単に気が張ってるせいなのか?今のワタシが少し異常なのか?

こうして49日近くにもなると、どうして夫はあんな亡くなり方をしたのかとふと思ったりもする・・・あまりに健康体で元気一杯でしたから、誰もかれもが信じられないと言います。勿論、ワタシらもですが・・・
プライドの高い人だったから、家族にもみっともなくなる老後(介護状態)を見せたくなかったのかしら?とか、長患いをして苦労させたくなかった?とか、色々考えることはありますが、あの突然死がきっと彼には最善の死に方だったのではないのかなぁとも感じるのです。
ワタシはずっとピンピンコロリを自分の理想的な死に方と思っていたのですが、それを先にやられてしまったと感じている。あいやっ!しまった~~と。
で、何故遺体で会館にいる間は穏やかな顔だったのに、焼き場での亭主の顔が笑っているように見えたのか、周りの人も笑ってるような顔だねと言っていたが・・・その意味を、見つけられないワタシなりの答えにしようと思っているが。
思えばつくづく幸せな人だったと思うのだ。
憲法記念日の祭日に生まれ、正月の2日に亡くなった。大晦日には自分で注文した我が家には過ぎた豪華なおせちも食べた。年末には和牛のステーキも家族と食べた。食べたい美味いものを一杯食べた人だ。大食らいで満腹になるまで食べる人で、たまには休肝日も作らないとねという忠告も無視し、毎日の晩酌を止めたことは無い。好きなもの、旨いものに目が無かった。欲しい道具もほぼ手に入れて、やりたいことをやってたと思う。これで満足しない人はそうそう居まいさ。(笑)

ん~~人の一生って、確かに其々なんだろうけど、きっとこんな自分勝手に生きて幸せだった人もそうは多くないだろうと思う。
ただ、ワタシのこれからは子供たちに出来るだけの負担が避けられるように準備したいなぁとあらためて思うと、ピンピンコロリもいいが、前触れだけでもした方がいいのかとも思うようになった。終活をしなきゃ・・・ね(笑)
はははは~笑って過ごしたい残りの人生は。・・・なんてね(^^;)
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あれから一か月

2025年02月05日 | 日記
何だか怒涛の一か月過ぎました。ええ、夫の死後の手続きがあれもこれもとありましたから、けれど、殆どは終わりそうです。後は固定電話に関することだけ。ん~~、よくぞここまでと、ちょっと自分を褒めましたよ(笑)
光熱費の名義変更に始まって建物や車の共済、登記相続、年金、生命保険など、まぁ次から次とやることの多い事。一家の主がなくなるという事の大変さを身を以て経験したという事ですわな・・・悲しんでいる暇なんかありゃしない。ま、子供らが居るのでご飯は作らにゃならんし、買い物にも行かねばならんし、手続きはやらないかん。今までお気楽主婦で暮らしてきた付けが一気に襲ってきた感じでした。
まぁ、ワタシだけが大変なのではなく、世の中にはご主人を無くした奥様は沢山いらっしゃるでしょうから、皆さん、こうした経験を否応なく受けて立つという事態を凌いできてるのですよねぇ・・・ワタシの友人らにもそういう経験者はいて、その時にワタシは彼女らに何もできなかった・・・それを乗り切った友人らがあれこれ気に掛けてくれて助けてくれるのは申し訳ないような気分になりました。自分はあらためて無力であったなぁ・・・と。
普通にお気楽な主婦をさせてもらっていた時間が長い訳で、今まで役所の事から叔母の事に至るまで、大変なことは皆亭主が請け負っていた訳ですから、今更感謝しても始まらないのですけどね(苦笑)
手続きをしてる中で、こんなにも世の中に係らないと人は暮らしていけないという現実も今更ながら知って、なんぼか世の中の嵐から亭主が家族を守っていたのかをも遅まきながらも知った訳です。
ホントに世間知らずだったなぁと思う我が身に呆れもしましたけどね・・

フジコ・ヘミングさんの「魂の言葉」の中に、
『死ぬ人は、その人が死ななければ贈れない最善の贈り物を後の人に残していく。それを受け取った人は不思議な力を受け、新しい生涯が始まる。母の死は、そんなことを教えてくれたね』ということばがあります。
彼女の言葉が身に染みる日々を一か月過ごしました。
やっと買った小さな仏壇に毎日手を合わせる子供らを見ると、言わなくても子供らも何某かを感じて考えたりしているのだろうと。
娘は作業所に通う毎日を過ごし、息子はワタシを助けて買いものにも付き合い、重い荷物を持ってくれたり何処に出かけるでも気遣いの言葉をラインでくれる。ある時はその言葉に泣けたりしてさ・・・(#^^#)
今まで感じなかったようなありがたさをあれこれ感じている。
この子らが残っていることが今のワタシの宝物。全てを失った訳じゃない。残されたものがまだあることに感謝してる。
コメント (7)
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突然の事でした

2025年01月03日 | 日記
本来ならば新年の挨拶をすべきところですが、
実は昨日、2日、お昼ごろでした。夫が急死となりました。
急性大動脈解離という、突然の出来事でした。
救急隊員が駆け付けた時には既に心停止の状態で、結局はそのまま戻りませんでした。医者の説明ではほぼ即死状態だったろうと、出来る限りはしたが、現代医学でもこれ以上は出来ないと。
あまりにも突然のことで驚いてしまって、冷静にしてるつもりでしたが、案外そうでもなかったようだと子供らには言われましたけどね、能代から妹夫婦が駆け付けてくれたり、その妹がおいおいと泣いてくれて、ワタシが泣く時間は無かった(苦笑)・・・でも、泣いてる暇もないのであれこれと忙しすぎて。
ちょっと横になっても眠れなく・・・何のかのと東京の義妹がきてくれたので、とりあえず自宅に戻りましたが、これからまた暫くは慌ただしくすごしそうです。
なので、いつも休みがちなブログですが、また暫くお休みします。
コメントを頂いてもレスが出来ません。悪しからずご理解お願い致します。
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年末に

2024年12月31日 | 日記
あれまという間に年末も年末・・・大晦日となってしまった(笑)
亭主が出来合いのおせちをちゅうもんしてくれたのですが、それでも最低限は作るものもあるのです。

実は今朝、お向かいに救急車が止まっていて、実際は奥様なのか旦那様なのか分からないのだけど、運ばれました。奥様だとしたら、頑張り屋でこまめに良く動く奥様ゆえ、持病の心臓の病気もあるやにきいていたから、とても心配です。
ワンちゃんを飼っているし、旦那様も病気療養中ですから、息子さんとお嫁さんが来て心配そうに見送っていらっしゃいました・・・
この師走になって大変だと思いますが、どうか無事に戻られますように・・・

さて、我が家は叔母宅に手作りおせちを持参して年末の挨拶をしてきたところです。97才・・いまだに一人暮らしをしていることに驚きながら・・・同じことを何度も言うのは仕方なしですが、息子と娘を連れて行ったせいもありか、エライ興奮気味でお喋りがつきませんでした。人が好き・・っていう事なんでしょうし、いつもは大したこともお喋りしない亭主なので、急に賑やかになって嬉しかったのだろうと思う。
そうだ、何時かはワタシらも通る道だなぁ・・・と、つくづく・・・(苦笑)
さて、我が子らにこれを期待はしないでおこう・・・期待出来ないし、強制もしたくない。成るようにしかならないんだろう・・・

ところで、先だって久々に本屋で新しい本を購入。
「奇跡の脳」ジル・ボルト・テイラー著というもので、37歳で脳卒中になっってしまった脳科学者が、それが起こった時から手術を受けて8年間のリハビリで、まぁ、本を書けるまでになった・・・というざっくり言えばそういう本ですが・・・弟さんが統合失調症で脳の研究に係る事になった方のようで・・・認知症云々にも関わるような内容そうなので、ワタシ的も興味があって買った。
体の中で一番分からない部位は「脳」だときいたことありますが、う~~ん・・・おっかなビックリしつつ少しずつ読み始めました。右脳と左脳があり、その働きは別々で云々位の事はワタシも知ってますが・・・もうちょっと詳しく知れそうです・・
ただ、右脳が感知した茫洋としたもの(形を認識したり色や地図を認識したりの諸々)を定義付け、整理し海馬という記憶する部分に送るまでの手続きをするのが左脳だとは知らなかったので、ちょっとドキドキしながら読んでます
(^^;)勿論、難しいことも多いので書かれている全てをちゃんと理解できるとは思えないですが、ざっくりとは分かれると思う。(^^;)
ワタシの中にまだ知的好奇心があるとすれば、刺激的な本です。正月はそれで過ごせそう(笑)
にしても、今年ワタシにとっての最大のニュースは何だったろうか?
なんてふと考えたりすると、朝からTVでずっと流れ続けていた大谷選手のことだろうか?オリンピックの選手たちだったろうか?
どちらも感動的な刺激を与えてくれたなぁ~
我が家的には冷蔵庫が新品になったことか?誰大病にならずに過ごせたこと?
う~~ん、どちらにせよ、健康で過ごせたことが一番かもな~~(^_-)-☆
来る年もどうにか無事で暮らせますように。
皆様のご健康とご多幸を祈ります。m(__)m
ではまた来年に・・・(^_-)-☆
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冷蔵庫

2024年12月22日 | 日記
何だかあまりにお休みしてどこから始めようか?という感じ。
ん~~と、まず、雪が降りました。雨で融けてしまいましたが、15センチ位の雪が二日ほど続いて、今年初の雪寄せをしてやれやれと思ったりしてさ・・・
まぁ、案の定、12月の雪は寝雪にはならないという今までの感覚は間違ってはいないようです打・・・(笑)
で、太極拳の稽古仕舞いも15日で無事に終わり、ワタシが毎年発刊してる「シルクロードタイムス」もお仲間に無事に配布されました。
だから、ちょっと忙しい思いもしました。
さて、後は年末の準備だけです。

実は冷蔵庫を購入しました。省エネタイプというものですが、これがちょっと参る。ドアがセンサーで触ると開きます。驚く。そのセンサーを含めたドアにちょっと寄りかかるといきなりドアが開く。およっ!!!少し長く開けてるとピーピーと叱られる?(笑)あいや~~~今時の冷蔵庫って、参ったわ。だから、家族全員がおっかなびっくりしつつ冷蔵庫に触れる。何だかそれも変にオカシイと思う。( *´艸`)
ま、でも意味は分かる。普段、ワタシらは冷蔵庫を開けてからあれこれ考えながら野菜ボックスや冷凍庫から引っ掻き回しながら食材を出す。すると、開けてる時間が長いので当然、電気代もかかる訳だから、良く出来ていると思わねばならない。つまり、冷蔵庫の中身も実際に何がどこに入ってるか知ってる必要があり、食材を出すときは一気に取り出すようにする・・・という知恵がつく。何度も開けたりしないで・・・が、電気代の節約になる・・・という訳のようで・・なるほど、と唸っている。(笑)
今はとりあえずこの仕様に慣れる必要があるけど、慣れたら・・・あ~~自分を信用できない・・・この法則はいづれ却下されていつものような使い方になるかもしれない(苦笑)
良きことには中々慣れないが、悪い事には直ぐ慣れる。人間のサガのような・・・え?それはワタシだけか?!
根が無精もんだから、自分が一番信用ならない。心して・・・というところです。
しかし、亭主は冷凍庫に沢山入るという事であれこれ余分な買い物をしたがる。これにも参る。自分の釣り餌も入れてあるから・・・ねぇ・・・(+_+)
沢山入っても結局は意味が無いような気分になる。
しかし、以前の冷蔵庫は既に20年以上使ったが、実はまだ使えたのだ。
時代というのはたいしたもんですねぇ・・・ 
モノがドンドン進化する。するとそれに慣れなきゃいけない。けれど、人はドンドン劣化する。。。。う~~ん・・・スマホも使い切れてない。この新しい冷蔵庫はどうだろうか?自分でも悩ましいところだなぁ~・・・の年末となりそう。(苦笑)

コメント (6)
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