「蒼龍」山本一力・著・・・
短編が5話、中々に面白いと思えました。
初めて読ませてもらった作家さんなので、いきなりの長編はパスして、短編のものだけ集めたのを・・・
物語がみんなスッキリクッキリのハッピーエンドとして終わらない。終わらないというか、続く~・・・先の予感は自分で想像してくれぃ・・・という感じの終いかたのように思えた。
なるほどねぇ・・・
一話完結・・・という感じではないのは小説の物語はそうして延々と続いていくものだから、この先もきっと色々なことが起きてくるのだ、主人公のみならず、人の暮らし、営みとはそういうものだと言われてる気がする。
だから、このたまたま読んだ5話の話の続きは幾らでも書き続けていけそうな感じも受けるのである。話は変わって実は・・・とか、ね。
そういう意味ではちょっと新鮮だったかもなぁ・・・(^_^;)
いえ、読む物語はみんなそんな想像をしてもらおうという意味合いはあるのだろうけどさ。
山本氏のみならず・・・ただ、この作品らには意図的にその意向が強く感じられた・・・というだけでして。他の作家を批判したり云々する気はない。
一話完結でも素晴らしい余韻を残す作家も疑問を誘う作家も思いを膨らませる作家も・・・其々の味があるから読む側としては楽しい。
作家も本当に色々な作家がいるのだねぇ・・・
自分が求めるような作家とは中々あえないので読み漁る。
その本の中の一行に、一言にビビッと感じる何かを発見したら、もうそれでその一冊は自分の好きな作家の一人になる。
心に響くような、心の奥底で求めてるような言葉をくれると、あぁ、その一言が聞きたかった、読みたかったのよ・・・と(苦笑)
読み手はそれなりにわがままなのである(笑)
「のぼりうなぎ」「節分かれ」「菜の花かんざし」「長い串」、題名となっている「蒼龍」の5話。
ワタシが特に良かったと思えたのは「節分かれ」と「長い串」であった。
人を裏切らない厳しさ、心に応える友としてのあり方・・・う~むとうなり、じ~んと来たのである。
余韻は深く心に至る・・・(^^ゞ
短編が5話、中々に面白いと思えました。
初めて読ませてもらった作家さんなので、いきなりの長編はパスして、短編のものだけ集めたのを・・・
物語がみんなスッキリクッキリのハッピーエンドとして終わらない。終わらないというか、続く~・・・先の予感は自分で想像してくれぃ・・・という感じの終いかたのように思えた。
なるほどねぇ・・・
一話完結・・・という感じではないのは小説の物語はそうして延々と続いていくものだから、この先もきっと色々なことが起きてくるのだ、主人公のみならず、人の暮らし、営みとはそういうものだと言われてる気がする。
だから、このたまたま読んだ5話の話の続きは幾らでも書き続けていけそうな感じも受けるのである。話は変わって実は・・・とか、ね。
そういう意味ではちょっと新鮮だったかもなぁ・・・(^_^;)
いえ、読む物語はみんなそんな想像をしてもらおうという意味合いはあるのだろうけどさ。
山本氏のみならず・・・ただ、この作品らには意図的にその意向が強く感じられた・・・というだけでして。他の作家を批判したり云々する気はない。
一話完結でも素晴らしい余韻を残す作家も疑問を誘う作家も思いを膨らませる作家も・・・其々の味があるから読む側としては楽しい。
作家も本当に色々な作家がいるのだねぇ・・・
自分が求めるような作家とは中々あえないので読み漁る。
その本の中の一行に、一言にビビッと感じる何かを発見したら、もうそれでその一冊は自分の好きな作家の一人になる。
心に響くような、心の奥底で求めてるような言葉をくれると、あぁ、その一言が聞きたかった、読みたかったのよ・・・と(苦笑)
読み手はそれなりにわがままなのである(笑)
「のぼりうなぎ」「節分かれ」「菜の花かんざし」「長い串」、題名となっている「蒼龍」の5話。
ワタシが特に良かったと思えたのは「節分かれ」と「長い串」であった。
人を裏切らない厳しさ、心に応える友としてのあり方・・・う~むとうなり、じ~んと来たのである。
余韻は深く心に至る・・・(^^ゞ