いい天気になった。今日は全国的に気温も上がるらしい。とりあえず、秋田は18度予報である。
外が明るいから、家の中の埃が目立つのよねぇ・・・なので、珍しく掃除機をかけて綺麗にしようとしてるが・・・何しろ荷物が多い家だから・・・ホントにすっかり無くせないし・・・困ったなぁと常思う。
先だって、叔母が通う精神科の定期診断で付き添ってきた。というのも、叔母が朝一で電話をよこしたからだ。どこも悪くないから病院には行かないと。
それで、ワタシが付き添おうか?と同行した。
医師から言われたのは、前回の時の残りの薬を持参せよとのことで、渡すと、数年前からのものもあり、違う病院のものも混じっていたようで、もう薬の自己管理が出来ない状態です、訪問医師や入院しようにもまだしっかり歩けるので、その対象にならない、そちらで何らかの工夫かケアマネに相談して、訪問薬剤師を頼むとか、ヘルパーも薬をチェックしてくるような毎日頼むとか・・・その時は医師として指示はしますけど・・・と、一人暮らしの叔母の年齢がいよいよ暮らし方をしんどくしてるという状況を知らされたわけでありました。
そう言えば、母の時にもあった。
薬を飲むための工夫の必要性を考えた時だった・・なぜかと言うと、掃除をすると薬が一粒落ちてたり、足りなくなったりしてた・・・変なところがバカ正直とみえ、自分で調整したつもりだったんだろう・・・
そこで、
100均で一週間分の蓋付きの小さなボトル・・・というか、手芸のビーズなどを入れておくようなものですが、ワタシはそれに母が医師から薬を貰ってくると、先ず一日分づつを仕分けしてそのボトルに入れて朝昼晩と蓋の上にマジックで書いて3個分を一日分として一週間分用意することにしてた。
ワタシは通っていたので、どうしても付き添いながら暮らすことが出来ない分、薬の管理まで母がしてるようには見えなかったし、まぁ不安はあったが、きっちりと約束させて、・・・というのも、ワタシの言う事だけは聞く耳をまだ持っていたから、忘れたり捨てたり同じものを飲んだりのことは有るかとも思ったがそれをしてから概ねその通りに飲んでくれてたと思う。
蓋は回してするものを選んだ。
それは母の癖のようなものを知っていたからで、パタンと押すだけとかカチッと合わせるだけの蓋では用をなさない。昔気質というのか、何でもしっかり密閉するにはネジのように回して蓋をする・・・という癖があったように思う。
これで数日試して、何とかなりそうだと思って、後はずっと入院するまでその方式を取った。
まぁ・・・先だっての叔母の薬の自己管理が出来ない状態というのは、だからよく分かる。何たって、叔母はすこぶる健康体で、大きな病巣を抱えていない。自分でも医者に行く必要はないと豪語する。駄々をこねる。
しかし、何しろ、歳も歳で95歳なのだ・・・自分一人で暮らしてる事さえ奇跡に近い。週に三度のヘルパーは頼んでいるが、食事を作ってくれるだけで、それ以外のことはしないし、その時間、一時間だけである。叔母は賢いので、料理よりも買い物をしてもらうとか掃除をしてもらうことをお願いしたりすることもあるようで、へぇ~・・・知恵だねぇ‥と感心していた。
が、如何せん、いよいよ医師からもメモ書きを貰い、亭主にもきっちり伝えたのだが、直ぐに動かないからワタシとしてはムッとする。唯一の叔母でしょう~、身内でしょう・・・と思うが、これには少々ムカムカ。
一人で暮らすことにそろそろ限界が近づいているのよねぇ・・・いくら毎日朝夕の様子見をしても、女性のような細やかな配慮は出来ないのが悲しいかな亭主族・・・なんていうと、叱られるかもしれないが、たいていは老人の何度も繰り返す話には辟易するし、特に話すようなことも思いつかない・・・背中がかゆいと言っても手を伸べるのが意に合わないこともあるのだ・・・叔母はそれでもよくやれてる方だと思うのよねぇ・・・ワタシらが一緒に住む気はないのだから、亭主もここいらで、本腰を入れてちゃんと考えてやらねばならない時期じゃないだろうかとワタシは思うのでイライラしながら、何度も亭主の背中を突っついてる。
施設に入っていてもおかしくない年代だし、ましてや常に誰かが管理してやらないといけない年代なのだが、確か・・・施設に入居するには預金の上限があったはずで、それを超えると厄介なのよねぇ・・・だから叔母は施設に入りたくない意思もあり、状況も適さないので施設には入れない・・・と言って、有料養護老人ホームは月々の払いがしんどい。
ワタシがもっと関わればいいのかもしれないとは思うが、ワタシだと叔母は遠慮するのよねぇ(苦笑)・・・ここが嫁の立場なんだろう。。。。
しかし、いつまでも放ってはおかれない事なのよねぇ・・・ホントに難しいもんだね、立ち位置・・・