kyon's日誌

つれづれに・・・

危篤

2013年02月28日 | 日記
様態が急変したようで、電話が交錯した。

昨夜は何だか殆ど寝れなかった。
多分、私以上に仙台の亭主も東京の妹も。
ストップ出来ない仕事を抱えている兄妹が今日は爺ちゃんの元に帰って来る。
その時に立ち会う為に戻る。
いつ何が起こっても不思議じゃない状態。
いつかはしなければならない覚悟。
いつかは送らねばならない時が、
どうかあなたの子らを待ってからにして欲しいと願って夜が明けた。

朝六時半、まだ病院からは連絡が無い・・・
そうだ、爺ちゃん、ガンバレ。

腹が減っては戦は出来ない。
朝飯を食べて・・・まだ回転しない頭を落ち着かせる為に、ブログを更新しておく。

取り敢えず、粛々とやるべき日常をこなして待機しよう。
今の私にはそれしか出来ないからなぁ・・。

腹で呼吸・・・それのみ。
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古今亭志ん朝

2013年02月27日 | 日記
ちょっと面白い本を毎夜寝る前に読んでいた。

「世の中ついでに生きてたい」古今亭志ん朝著

なんで落語家の対談話かってぇ話だけどさ~(^^ゞ
似合わんかな~(笑)

志ん朝さんは2001年に亡くなってる。
俳優の中尾彬さんの奥様は志ん朝さんの妹さんで、お兄さんも落語家。
父親は古今亭志ん生・・・名人と言われた。
ま、経歴はともかく、
本のカバー写真を見ると、CMやドラマなんかでも見たことがある。
ビールとかふりかけとかさ(笑)
ドラマの語りなんかでもよ~く耳にした。
あ~、あの方か~、と覚えている。
でも、それだけじゃなく、題名にも魅かれたんよねぇ~。
ちょっと憧れるフレーズなんだわ~(笑)
いいね、いいね~そんな風に軽~く生きられたら・・・と、
襟元をグイッと引っ張られる感じ~(笑)

文中の対談相手がまた凄いメンバーでね、つい先だって亡くなられた勘三郎さん、作家の池波正太郎さんとの対談話もある。他にも荻野アンナさんとかね・・・

これが面白いんだよねぇ・・知らぬことばかりで、興味津々な訳。(^^ゞ
対談する相手も本当に落語をよくご存じで、
やっぱり一芸に秀でた人はよ~く勉強しているんだなぁ・・・と感心しっぱなし~(^^ゞ

ま、古典落語なんていうのはまともに聞いたこともないしねぇ・・
江戸前落語・・・って言われたってちゃんと説明も出来ない(笑)
TVで毎週やってる「笑点」ぐらいしか講座は知らないんだから、最低以下ライン(笑)

もう何年も前に秋田に来た落語家・・なんっつうたっけ?
講座を聞きに行ったことがある。その時に思ったのは、
落語って話を聞かせるだけじゃない面白みがあるなぁ・・なんて、
いっちょ前なことを感じたり、
話し方だけで想像力を掻き立て、映像も見える技・・・へ~凄いじゃんなんても感じる。

ま、知るは楽しみなり・・・
この人の落語、ちゃんとリアルタイムで聞けてたら良かったなぁ・・・
同じ時代で呼吸してたっつうのになぁ~
これも一種のご縁かねぇ~(^^ゞ
コメント (2)
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爺っちゃん

2013年02月26日 | 日記
少しは寒さも落ち着いてくれるかしらね?
でも、今朝もさぶ~~~っ(-"-)
雪もあり~・・・
昨夜、東京の友人がメールをくれた。
買い物に難儀してないかい?送ろうか?・・・
ううう・・・嬉しいじゃあ~りませんか!
出稼ぎの亭主の不在中の買い物は、この雪で大変だろうと言ってくれる。
取り敢えずビールとタバコは大丈夫か?・・・って(爆笑)
うっ・・・あのなぁ~~ヽ(^。^)ノ

亭主の居ない時でも毎日晩酌するほど飲んべじゃないじぇ~(笑)
基本、家では飲まないタイプなんだからさぁ~(笑)
飲めない訳じゃない。
たしなむ程度には飲める・・・っつうか、
こういうのは「飲める」とは言わないんじゃね?!(笑)

キッチンドリンカー・・などという言葉が昔、流行りましたっけ。
主婦はキッチンがテリトリー。そこで隠れるように飲む、堂々と飲む・・・行きつく先はアル中・・・・怖い病気です。

亭主の父は一時的にそういう状態があった。
普段は穏やかで、多くも言わず、孫にとってもい~い爺ちゃん。
その爺ちゃんが夜10時を回る頃にやって来たことがあったっけ。
婆ちゃんに運転させて我が家まで来たのだ。
我が家でも酒を要求。
状況が飲み込めないから、取り敢えずお酒は少し出すのだが、変なんだよねぇ・・・
小さかった子供らは、目が据わって、大声を出す、部屋の中をウロウロと・・・何時もの爺ちゃんじゃない姿に怯え、側に寄らない。
私もちょっとどうしたものかと、亭主の顔を見たりして不安だった。
婆ちゃんが言うに、
酔っぱらって何処そこへ連れて行けと暴れるし、これ以上飲ませられないし、仕方なしに連れて来たと。
実家では失禁までしても飲む・・・台所に行ったついでに飲む。水を・・と言いながらまたひょいと隠してるお酒を見つけ出して飲む。
お酒を無くせばいい・・っていうレベルじゃない。
ま、ついには入院までしてな~(^_^;)

今は入院中でね、90歳を過ぎて、点滴状態で命を繋いでいる。
その爺ちゃんのことで話があるからと病院から連絡があったと。
私には唯一「父」と呼べる人だが、すっかり嫁の私の事なんて覚えてないけどね。
ただ、
爺ちゃんを嫌いじゃない。感謝してることもある。
初孫が生まれたと喜んでくれてねぇ。毎日病院に通って来るんだ(笑)

出産したての時は、おっぱいが張るんだよねぇ・・・これがタダならぬ位痛いんだ。
お乳を出せないから痛むん(笑)無い胸がパンパンにミルク胸~(笑)
痛くても少しは出さなきゃならない。
初乳は大事なのよ。免疫を支える栄養も沢山入ってるから、無駄にせずに一滴でも赤ん坊に飲ませたい。でさ、搾乳器を持っていなかったから、
やって来た爺ちゃんに恥ずかしながら頼んだ。
二つ返事で近くの薬局までひとっ走りしてくれた爺ちゃん。
お陰で、初乳を子供に飲ませられてね~(笑)

爺ちゃん、搾乳器を下さいと云う時に、どんだけ恥ずかしかったかなぁ・・と思うとね、
なんだか感謝なんだよねぇ・・。
酔って暴れた爺ちゃんよりも、
搾乳器を買いに行ってくれた爺ちゃんよね~(笑)

はて、それもいよいよ覚悟が必要な時期なのかなぁ・・・

まだ様子は分からんが、亭主はちょっと複雑かもねぇ・・・
ねぇ、爺ちゃん、もうちっと頑張れよ・・・。
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降り積む雪

2013年02月25日 | 日記
太郎の胸に雪降り積む。次郎の胸に雪降り摘む・・・この詩は何だったっけ?・・・
う~ん・・・忘れた。(^^ゞ
カナシイかな、昔は覚えていたことをストンと忘れてしまう事がある。
記憶の靄の中を探しても痕跡さえ見つからない。
”降り摘む”というフレーズだけが残っている。

歌も一節だけ思い出すのに、どうしてもその前後の歌詞が出て来なかったりする。
メロディは何となく繋がるのだが、
あのキーが自分の中で出せないんだよなぁ~・・って、ある。
だからメロディも途中で途切れる。
あ~・・・
思い出せない事が一杯ある!
いや、増えて来たような気がする。
ちょっと腹立つなぁ~・・・記憶力・・・悪っ!

頭の良さは記憶力の如何に寄る・・・とか聞いたことあるけど、
自分ってちょっとは賢いつもりでいたんだが(笑)
実はしっかりとおバカだったんだぁ~・・・
凹むのぉ~!
分かってはいたが、こんなに早くに忘れてばかりで・・
この先、大丈夫だろか?!(^_^;)
ま、忘れてしまうのも人の特権のようなもんだ・・・などと勝手に慰めてみるが、
隙間の空いてきた歯茎に何か食物繊維が挟まって取れないよ~とイラめく時と似てる。

”降り積む”フレーズをどうして思い出したかというと、
雪が降ってるのよねぇ・・・(ーー;)

よくもまぁ・・・連日やけくそのように降ってる。
やけくそのように、雪かきしてる。
あ~もう、ホントに呆れる。
こんなに降られると、オモシロがれない。疲れる。
みんな雪に疲れてる。
笑うしかないと思える時期も過ぎてしもた。
しかし、やるしかない、雪かき。
理不尽だろうが、頭にきてようが、ムカつこうが、
自分でやるしかないが、求むボランティア・・・・って、無いか~・・・ハハハ
コメント (4)
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昭和の父

2013年02月24日 | 日記
色んなものが自分の中では足りないと思う。
で、大きな欠落もある。
欠落してるのは”父”・・・かな。
物心ついた頃には父が居ない環境だったから、父親と娘の関係性が今一つ分からん(^^ゞ

我が家には娘が居るが、父親とはそれなりに仲がいいみたいで、というより、波長が合うっつうか・・・
わからんちんな父を巧いこと手玉に取って甘える媚びる使い回す・・・を、普通にやってた気がするんだけど、娘に聞いたらきっと違うと云うに決まってるし(笑)
父親に聞いたらきっと、むふふなんて笑われたり否定されたりするんだろうと思うので、
詰らんから聞かないでいる(笑)
けど、どうなんだろうね?
娘と父の関係って。
男の子と父の関係も今一つ分からんが、同性は同性に手厳しいからなぁ・・・
親子って時々不思議な関係ねぇ・・・と思う事がある。

今の時代は父親の影が薄くなったみたいなことを言われている時代だけど、
だからって、別に女房の力が強くなり過ぎた訳じゃないと思うさ。

父親の背中が簡単に見れない社会になっているんだろうと思うん。
男の力が衰えた訳じゃない。
実力の見せどころが少なくなっている環境なんだろうなぁ・・
世の中もなんかこう、品行方正な方が絶対正しいのだという風潮があって、
ハチャメチャな”オヤジ”っつうのが少なくもなってる気がするし、
あっちにぶつかり、こっちにけつまずいても負けんぞ、へこたれてたまるか・・・みたいなね、何だかちょっと見栄の張り過ぎじゃない?っていうかさ・・・(笑)
カッコ悪い気がして許せない訳よねぇ・・・きっと。
理不尽で、ぶっきらぼうで、お世辞の一つも言えないような頑固者、ありがとうとさえ戸惑いながら、ええーい、そんなこと言えっかい!・・・とか。(笑)

カッコ悪いんじゃんと思うオヤジさん・・・
ホントは凄いカッコいいんじゃないかなぁ~。
傷ついても凹んでも、ムクムクっと起き上がって、何クソ~なんて頑張っちゃう・・・
ヨレヨレの靴を履いてたり、ズボンが少しほころびたりしてても見落としてる・・・
汚くて臭くて・・・正論だけ振りかざして大上段に構えて・・・
実際、それだけをされるとウザいんだけどさ(笑)
ま、ある意味、理想的?な昭和?(笑)

極端なこと云うかもしれないが、
バイキンだって住み難いから、ドンドン進化して怪しげな新種の菌が出現してんじゃないかねぇ・・・なんて思ったりする(^_^;)世の中がキレイ過ぎるんかもなぁ・・・

今朝のTVで「僕らの時代」を見てて、ほぉ~・・・と。
故 赤塚不二夫さん・故 立川談志さん、団鬼六さんらの娘3人が集って父を語る。
聞いててなるほどねぇ・・・と。
世間からは異人種?変人?のような父だったのに、卑屈に思っていない。
凄い人だと、認めてて、そりゃぁ言葉に尽くせない思いも沢山あるんだろうが、尊敬してるっつうのが分かる・・・愛してるんだなぁ・・・
それ、凄い・・・(^_^;)

我が子らなんて、逆立ちしても父を尊敬?
う~~・・・無いな。ないない・・・

自分に欠落してる”父”は、私の中ではいまだ欠落中・・・(^_^;)
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