本殿へお詣りします
最初に、第四本宮・第三本宮・第二本宮・第一本宮と
入口から順番にあります
本殿の横に、QRコードがありました
≪本殿 縦並びの配置≫
建築配置
住吉大神と神功皇后を祀る四本宮は、第一・第二・第三本宮が縦直列、第三・第四本宮が横並列という独特の配列はあたかも大海原をゆく船団のように本宮がならび、古代の祭祀形態をよく伝える貴重な存在です。HPより
≪本殿≫「住吉造」
「住吉造」と称される本殿は、神社建築史上最古の様式の一つで四本宮すべての本殿が国宝に指定されています。屋根は桧皮葺(ひわだぶき、ヒノキの皮を敷き詰めて屋根をふいたもの)、妻入式切妻造(つまいりしききりつまづくり)。
室内は外陣(げじん)と内陣(ないじん)の二間に分かれ、柱は丹塗(にぬり)、壁は胡粉塗(ごふんぬり、カキなどの貝殻を磨り潰した塗料)になっています。
なお、住吉造の平面構造は、天皇陛下の大嘗祭(だいじょうさい)で造営される「大嘗宮」という神殿と類似した構造をしていることも特徴として指摘されます。
現存の本殿は、江戸時代の文化7年(1810)に造営されたものです。HPより
もう少し奥へ進むと、楠珺社(なんくんしゃ)があります
ここにもQRコードがありました
≪楠珺社≫(初辰まいり巡拝社)
商売発達・家内安全の神様
初辰まいりの中心的な神社で「はったつさん」と親しまれ、古くより商いを営む方から篤い信仰を受けています。
ここには樹齢千年を超える楠(くすのき)があり、江戸時代、人々は楠の神秘的な霊力に祈りを捧げていました。
その後、根元に設けられた祠に神様をお祀りするようになったといわれています。
参拝の際、招福猫を受けて祈願し、これを48ヶ月間(4年間)続けると「始終発達」(しじゅうはったつ=四十八辰)の福が授かるとして日本全国より崇敬を集めています。
招き猫は、左手は人招き、右手は金招きといわれ、奇数月は左手、偶数月は右手を求める慣習があります。HPより
≪大阪最古之文庫≫
御文庫(おぶんこ)と呼ばれるこの土蔵造りの建物は、享保8(1723)年、書物を納める目的で創建された。
施主は大坂を中心に京・江戸の書籍商である。
この年、大坂の書籍商は排他的同業組合である株仲間の結成を公許されている。
これを機に仲間の店が上梓した書籍の成功を祈念して住吉神前に奉納した。
それ以降、明治6(1873)年の株仲間廃止まで、わずかな中断はあったものの奉納された書物は膨大な数に上る。
和書漢籍・洋装本を併せると1万点以上、数万冊に及び、研究者も注目する貴重書も多い。
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明日へ続きます