下鴨神社 本殿・大炊殿 特別公開
タイミングが合わず、アップしそびれていました・・・
唐車(からぐるま)
唐車は屋根の造りが「唐破風(からはふ)」になっていることから
名づけられたもので、上皇・皇后・東宮・親王または摂政・関白が用いた
最も格式の高い牛車です。
乗車の際には後方から、降車の際には前方から降りる事が決められ、
車内には畳が敷かれています。 江戸時代のものを復元しました。
葵の庭(カリンの庭)
浦の廻廊について
浦・ウラ、とは「奥深い」とか、御蔭祭の「カゲ」など、
無文字時代の言葉です。
古い時代の人々は、神さんのことを尊んでそのように言い表しました。
「浦」は、あて字です。浦島太郎などもその一つです。
奥の神さんへお参りする参道、という意味です。
先年、この付近の発掘調査の結果、
古墳時代の御稲(みしね)倉跡が出土しました。
稲も神々がやどられる依代(よりしろ)の信仰があります。
また、水分神(みくまりのかみ)を
お祀りする氷室がありました。
当神社の氷室は、糺の森のわき水を凍らせて
年中祭事に御供しました。
古くから四方拝と称して御本宮を四方から拝禮するために
渡る廻廊でしたが、戦時中戦災防火のため撤去したのをこの程、
第34回式年遷宮事業の一環として復旧が実現しました。
浦の廻廊は、ちょうど本殿の真後ろに行く事が出来ました~~