サルサバンドLATIN FACTORYのブログ
EL WEBLOG DE LATIN FACTORY
EL PIANO

ピアノがやって来ました。実はこれ、地域でもライブでもお世話になっている一家からの頂き物。昨日の朝一番から搬送業者がやって来て搬出を開始しました。ちょっとした段差くらいなら、大の男二人がかりで担ぎ出してしまうんですね。同じ敷地内の移動ですから、間は台車を使ってゴロゴロと、ものの30分経たないうちに搬入が終了しました。設置完了後、今度は入れ替わりに調律師がやって来て、1時間あまりで調律を終了。元々モノはしっかりしている事を確認しておりましたが、調律が終わったら見違える様になるものですねぇ。
調律の様子を、邪魔をせぬように聞き耳立てて伺っていましたが、ガチャガチャな状態から一本のまとまった状態に調整してゆく様子に感心しておりました。やはりこれは特殊技能ですね。
終了後、少々お話を伺ったのですが、やはり楽器の状態は温度変化に最も左右されるとの事。木という材料が、如何にデリケートな素材であるかを再確認した次第です。例えば、CABEZÓNも演奏していた(演奏している???)クラリネットにはグラナディラという木材が広く用いられますが、息を吹き込む(湿度に晒される)為に、購入後1年間が一番割れやすく、また演奏後のケアを怠るとヒビが入ったりすることも少なくありません。ピアノの場合は、
演奏が終わったからケースに仕舞う
という事が出来ませんから・・・。窓から入る直射日光が当たったりすると、その部分の調律だけが狂って行くそうです。幸い、今回の設置場所は直射日光が当たらない場所なのでその心配はありませんが、良いコンディションを維持させて行こうと考えている次第。CABEZÓN自身はピアノを演奏することは出来ませんが、子ども達が入れ替わり立ち替わり毎日の様に鳴らしますし、自分自身もピアノがあればついついいじりたくなります。キーボードの場合は目もくれないのに、何故かピアノはいじりたくなるんですよねぇ。
Editor CABEZÓN

