サルサバンドLATIN FACTORYのブログ
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例大祭

武蔵野国府が置かれた、その場所にまつられる大國魂神社。総社として東は品川、北は大宮、西は大河内、南は川崎までをおさめたという。何だか壮大な話で実感が湧かないが、例年、この祭りで一杯酌み交わす親分は新田義貞公が北より攻め入った時に、小金井の地で援護をつとめた家系だという。観光客が最大にふくれあがる本日は、関東三大奇祭にも数え上げられるくらやみ祭り。もっとも現在こそはそんなことがないのだが、明治時代に入る前は歌垣の性格を帯びていたといい、淫靡な習慣であったと表される。ちなみに、筆者はあまりにも多い観光客に閉口して、ここ数年、くらやみ祭りに近づいたことさえない。
というか、昨日の時点で人混みに閉口してしまった(笑)。いつもの集合場所?に行くと、親分が一杯やっていて、声をかけたら「おおぅ、一杯やっていくか?」と。自分のここしばらくの報告をした後、恒例の歴史談義。このあたりのことを知るには、やはり生き字引のような方々から話を伺うのが一番である。じっと沿道で待っていれば山車の行列も見られるし、知り合いの氏子さん達にもあえるのだが、そこそこに酔っぱらってしまったのでそのまま引き上げた。
そういえば、座敷童達が小さかったころも来ていたな。以前は、親分と同じ敷地内に住んでいたからいっしょに帰ったりしたものだが、現在ははるかに近いところに歩いて帰って。『明日は、品川や川崎から挨拶に来るんだ。良かったらまた来いよ。』と本日も親分に誘われたのだが、別件があるので失礼させていただいた。
Editor CABEZÓN
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