ドクターストップ Vol.6

隔月の取り調べでは、いろいろと積もりに積もったというか、返ってきた検査結果は9月中旬のものだったのだが・・・。血液検査の結果はすこぶる悪く、『目に余るようであれば、診察を月一に戻しますよ!』といわれ、インコの目になってお辞儀をしながら退場した。例年になく精神的打撃が大きい今年は当たり年かも知れん。できることならインコになりたい(ウソ)。いや、コレはドクターストップではない。





好評のドクターストップシリーズ Vol.6の舞台は当然こちら。いつもの通りスポーツドクターにお伺いを立てるのだが、ランニングで故障とかだったらまだしも、ぎっくり腰でここにお世話になるとは思っていなかった。状況を説明すると、この前の日の昼過ぎ、自転車での買い物を終えて返ってきたら、ジワジワと腰に違和感を感じ始め、ついには前屈さえもできない激痛が走る状態となってしまった。当然頭をよぎるのは自分の齢、当然のことながらごくごく些細なことでぎっくり腰になったのだと思ったのだ(ただし、独特のグキッという瞬間がなかったので不可思議でしようがなかったが)。取り調べでは恒例のごとく、





『コレは痛い?』



とか



『コレは痛い~(怒)?』



とか、あちこち動かされ、



透き通る写真



を4枚撮影された。



















それを見ることしばらく、取調官は口を開いた。





『ぎっくり腰じゃないね、神経性の痛みだよ』





透き通っている写真からわかったのは、椎間板(通常、ヘルニアでやられる場所)が変形していて、そこから下の骨格が傾いている。触診でもわかったことだが、その結果、右足に比べて左足がかなり弱い。この事実は、自分も認識していて、連続ターンなどでは左足軸の時の方が長続きしない。変形の原因はわからないが、若い時の身体への衝撃などの可能性が高い。そして、普段慣れない動きが一時的に椎間板、強いていえばその先の神経へストレスを与えて神経性の痛みを引き起こした可能性が高い、という診断であった。

逆に言ってしまうと、ぎっくり腰のような外的な損傷ではないので、安静にしていれば4~5日で元通りに復帰するはずだ、ということ。そのために、筋肉の炎症を抑える湿布に加えて、神経痛の薬などを処方された。思えば、5月のパフォーマンス以来舞踏稽古は多少休んだが、高速徘徊にはすぐに復帰して、どんなに苦しくても忙しくても睡眠時間が足りなくても、32km/weekは走るようにしていた。これで自覚症状のないぎっくり腰が出るようであれば、身体そのものが詐欺師的何かであって、実績で欺きつつ姑息に故障するという仮病らしからぬ仮病を使って、いかなる時にも心を楽に保つことができたのだが、そうはいかないようである。





『今週は運動はやめといた方が良いね』


(T∀T)(T∀T)(T∀T)(T∀T)(T∀T)(T∀T)





そんなわけで、昨日の稽古も今朝のハーフも休み。やんごとなき理由により事前投票を済ませ、身体がなまらない程度は歩こうとまわってきたが、4kmだけで痛みが増してきて、もう少し早く切り上げるべきだったと後悔してしまった。そんなときに、メガネ越しの取調官の目と言葉を思い出す。



『多少動かすのは良いけど・・・



これだけやってるんだから



もう自分でわかるよね?』










2014/12/04 善明寺










12/21 吉祥寺カリブクリスマスパーティー









Editor CABEZÓN

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