2013壺屋陶器まつり カーミスーブの熱い戦いの様子をアップします。
この日は天気もよくて気温も25度くらいの汗がでるような陽気でした。
カーミスーブは壺屋焼きの陶工たちが紅白に別れて、それぞれの課題をロクロを回して作り仕上げて、リレー形式で早さと出来映えを競う伝統行事です。
1番対決は3寸皿を2つ作成が課題です。陶眞窯の森と育陶園の野村彩百合です。
女性の陶工ってかっこいいですね~
おっと~ 女性ばかりに目がいってしまいました・・・ 森さんも丁寧な3寸皿を作っていました。
2番対決の課題は湯飲みでした。 陶眞窯の駒形さんと育陶園の池宮さんです。
池宮さんは去年も出場していて、手際がいいな~と感心したのでよく覚えています。
あっというまに課題の湯飲みを仕上げましたよ~
対する駒形さんは司会の壺屋焼き協会理事長のちょっかいがはいってやりにくそうでしたね・・
左が今回は応援団長に徹した島袋常秀先生です。
な・なんとか仕上げましたが・・・ 理事長のいじわると心では思っているはず・・・
3番対決の課題は4寸マカイです。獅子陶の池野さんと青陶舎の青柳さんです。
池野さんは丁寧にロクロをまわしながら作品を仕上げている感じです。
青柳さんは、手際がよく仕上げが早かったです。
池野さんは、あわてずに丁寧に作品を仕上げました。
いい仕上がりだと思います。
4番対決の課題は6寸皿です。手作り工房んちゃぜーくの石倉さんと育陶園の高江洲さんです。
育陶園の高江洲さんは野村さんや池宮さんの兄貴分って感じでしょうかね~ 兄貴を見るような目です。 かってな想像ですが・・
石倉さんも負けておりません。
できあがったときに、落としそうになりましたが・・・ 間一髪セーフでした。
それにしても司会役の理事長は面白くて、くせものだね~ 紅白の差がひらかないように早い人にマイクをむけて邪魔?して会場の笑いを誘っていましたよ~ 今度一緒に飲んでみたいな~
5番対決の課題は6寸マカイです。PEANUTの宮城さんとキウン・マジックの赤嶺さんでお二人と自分の工房でしょうかね~
赤嶺さんは大きな体からは想像できない指先の繊細さでマカイをみるみるうに仕上げていきます。
一方の宮城真弓さんのほうは、また理事長がちょっかいだしてます(笑)
おかげで遅れちゃったじゃないか~ でもそこがカーミスーブの面白いところなんですよね~
6番対決の課題は8寸皿です。工房オーグスヤの金城さんと陶器屋 須藤の須藤さんです。
金城さんです。 手際がよかったですね~
一方の須藤さんです。また理事長がじゃましてます(笑)
須藤さん困ってます・・・ でもこれで紅白の差が縮まりました。 理事長!空気を読むのが、うまいな~
理事長の思惑通り、紅白が同じように次の7番手にバトンタッチです。
7番対決の課題はワンブー(鉢)です。清正陶器の小橋川卓史と小橋川明史の兄弟対決です。
兄の卓史です。でかいがっちりした体をしています。
作品も力強さがありますね~
弟の明史は兄とくらべるといくぶんやわらかい感じです。肩に力がはいっていないリラックスした感じで作品を仕上げていました。
兄弟対決 面白かったです。
8番対決の課題はカラカラ(3合)です。育陶園の陶主 高江洲 忠と弟子の富澤さんの師弟対決です。
陶主の高江洲 忠さんは有名な陶工なので紹介の必要はありませんね~
弟子の誠さんは去年も師弟対決していましたね~ よく覚えていますよ~
でもねぇ~ そんな師弟対決に、また理事長がちょっかいだしてるさ~(笑) 弟子が勝ったらまずいのかね~
ほら、案の定、陶主の高江洲先生が先にゴール
苦笑いの富澤さんです。 理事長のしてやったりの表情がなんとも・・・
最後の大トリの9番対決の課題は嘉瓶です。 陶眞窯の陶主の相馬先生と国場陶芸の国場先生です。
相馬先生のロクロの回転がちょっとおかしくてやりにくそうでした。
それでも、みるみるうちに嘉瓶をしあげていく技には感嘆しますね~
対する国場先生も、どっしりとした安定した構えで流れるような仕上げです。
観客も見入っていますね~ すごいな~
さあ出来上がりです。
相馬先生も同時に出来上がりました~
急げ!急げ~ 同時にゴールでした~ 引き分けです。
観客も白熱した戦いに大喜びです。
審査員による出来映えの審査が始まりました。これで紅白のどちらかの勝ちが決まります。
結果はわずかの差で赤組の勝利です。
いや~ 優劣なんて、つけられないと思うけどね~ 引き分けでいいんじゃないかと思いましたよ~
最後に高江洲名人と照屋名人の完成したシーサーを紹介します。
育陶園の高江洲 哲さんのシーサーです。今にも動き出しそうですね~
国場陶芸 照屋 晴美さんの作品です。
いや~ とっても楽しかった壺屋陶器まつりでした~