2015宮古島100キロワイドーマラソンを振り返るのも終わりです。
今は1/16(金)の深夜です。100キロマラソンから5日が経過しました。
筋肉痛もなくなり自由に動けるようになりましたが、まだ足は腫れていて足の爪ははがれそうです。(>_<)
足指も変な方向に曲がっている感じがする(汗)・・・
職場のかたから、「100キロ走っている時って、どんなことを考えているの?」とよく聞かれます。
ハーフマラソンやフルマラソンなら「ゴールしたらビール・ビールを飲みたい」と答えていますけど、100キロは・・・う~んむつかしいな~
いろんなことを考えています。一番に考えていることは「一緒に参加したOkaさん、Natuちゃん、Arimotoさん、金ちゃんたちは頑張っているかな~ いまどこだろ~ 俺もがんばらなくちゃ~」です。
でも50キロを過ぎると・・・「もうダメ!歩きたい、横になりたい」とやめることばかり考えていたような気がします。
60キロがもう手前までみえてきたときは「ここまでやれば十分、限界だ、クラブのみんなも納得してくれるよね」と心が折れる寸前でした。
救ってくれたのは「楽しんであきらめず走ってください」「限界を超えましたか?諦めずファイト!」と友人達からの応援メールですね。
折れそうだった心が強くなりました。限界は超えた!限界がなんだ!まだいける。ナンクルナイサー とね。
足の痛いのは気のせいだ!錯覚!錯覚! と声を出しながら走りましたよ。気持ちとはうらはらに走るペースは遅いけれど・・・
途中、大会スタッフから「制限時間が近づいています。車に乗りませんか?」と悪魔のささやきがありましたけど(苦笑)
結果的に72キロ付近で時間切れでタイムアウトでしたけど、「折れない心」の域に少しでも近づけたのは今大会で得た収穫かもしれません。
普段から楽しくヨンナーヨンナーで走ろうをモットーにしていますが、折れない心も加えたいと思います。
折れない心がないと100キロは完走できません。これは断言できるね。
メンバーのOkaさんの完走コメントを紹介します。(本人の許可はもらっています。)
参加された皆さん、お疲れ様でした。応援メッセージもありがとうございました。
今回は私にとって3度目となる100kmへの挑戦、結果として100kmでの自己ベストとなりました。
レース当日、寝たか寝ないかわからないまま起床を迎え、眠い目をこすりつつ宿を出発。会場へ到着後、押し寄せてくる緊張感と恐怖感、そしてちょっとの楽しみ。
朝5時、スタートの号砲共に走り出し、長い一日の始まり。10km、20kmと進んでも、体や足が重い、しかもやたらトイレに行きたい・・。「ひょとして、今日はヤバイかも・・・50kmまで持つかな・・・」と不安が頭をよぎる。でも5km毎のポイントでの携帯での自画撮りを忘れずに少しずつ前へ向かって行く。
30km辺りから、やっと体も軽くなり走りのリズムがでてきた。途中、何人ものランナーと会話をし、そのまま50km(49km位)の中間地点へ。予定よりも早く到着、朝食と休憩。「さあ、あと半分、頑張ろう! メンバーのみんなは今どの辺りかな?みんな頑張って!」と10:50分に出発。
ここからが勝負、昨年の自分を超えたくて、絶対にエイドとエイドの間は(2.5km)は歩かないと決めた。
「キツイ、苦しい、痛い」のネガティブな言葉は言わない。だって始めから、そうなることは当然わかった上でエントリーしてるから。70kmで一緒に走ったランナーのシャツの背中にあった言葉、「折れない心」。辛い時に凄く励みになった。
なんとか頑張って80kmの第2関門に到着、しかしそこでGPSのバッテリーが切れた・・・。「もういい、後は自分の感覚で進もう。時計は見ない」。
この地点からがコース一番のハイライト、地獄のアップダウンが約10km続く。一歩一歩が重いし痛い。泣き言は言わないと決めたのに、やっぱり出てしまう。「でも、頑張ろう。とにかく一歩でも前へ」。いくつものキツイ坂を超えては降りて、そしてまた登る。何度も苦しくて泣きたくなった。
「でも・・・どうせ流すなら、悔し涙より嬉し涙。ここで踏ん張らないと、次のリベンジは1年後・・・そんなの嫌だ。 だったら今頑張ってやる!」。やっと90kmの第2関門へ到着。
あと10km、「絶対に歩かずに走りきってやる・・・」、すると看板が見える。
「あと5km」。 エイドで氷水を頭からかけてもらい気合を入れ直した。
念願だった「明るいうちにゴールテープを切る」が叶うかも・・・。95kmも走ってきたのに、前方に見えるすべてのランナーを追い抜きたくなった。できる限りのラストスパート!
あと3km、あと2km、あと1km・・と案内表示。
今回は3回目なので、泣かないだろうと思っていたのに、やっぱりラスト1kmで涙が溢れてきた。
スタッフや沿道の人たちが大きい声で言ってくれた。「お帰りなさい、もうちょとだよ」、そう帰ってきたんだ。ラスト直線の200m、やっぱり涙は止まらない。
一歩一歩ゴールテープに向かってのウイニングラン!。そしてゴールへ。
感謝を込めて、後ろを振り向きコースに向かって一礼した。上原さん、千夏さんがいた。みんなと握手をして記念撮影。
最高に苦しくて、でも最高に楽しくて、そして最高に素敵な一日にだった。メンバーのみんな、一緒に走ったランナー達、そして応援やスタッフの人たち、本当にありがとうございました。以上、報告です。長くなってごめんなさい。
以上、okaさんの完走コメントでした。感動しました。ウルウルです。岡さんも「折れない心」を刻んで走っていたんだね。
また来年の宮古100キロにむけて練習を再開します。壊れない体を一から作り直します。心もね。
そうそう宮古で美味しいジェラートのお店を見つけました。
リッコ・ジェラートといいます。http://www.ricco-gelato.com/
手作りのアイスジェラートです。
私はマンゴージェラートを食べました。味が濃厚で美味しかった~です。
メンバーたちも、ほっぺが落ちる~と自然と笑顔に
店内は落ち着いた雰囲気で、よかったです。
疲れた体に甘~いジェラートは最高でした。
宮古おみやげは宮古空港内の雪塩菓子房で雪塩ラスクを買いました。
プレーン味とチョコ味がありました。どちらも職場では大好評でした(特に女性に)おすすめです。
もうすぐ伊良部大橋が供用開始します。
また宮古島がにぎやかになりそうですね~
これで2015宮古島100キロワイドーマラソン編は終わります。
とっても楽しかったです。来年は完走したぞ~ブログにしたいと誓います。
おしまい。