のぶのぶの音楽雑記

演奏会のお知らせだけでなく、色々なことを書いていこうと思います。

Unisonic(ユニソニック) 1

2015-01-17 18:30:50 | CD/DVD 音楽
Unisonicの1stアルバム
「Unisonic」

1 Unisonic
2 Souls Alive
3 Never Too Late
4 I've Tried
5 Star Rider
6 Never Change Me
7 The Morning After 日本盤ボナトラ
8 Renegade
9 My Sanctuary
10 King For A Day
11 We Rise
12 No One Ever Seems Me

マイケル・キスクとカイ・ハンセンがHelloween以来、約20年ぶりに「バンド」として組んだことで話題となったバンド。このコンビというだけで飛びついたリスナーも多かったのではないでしょうか?

私はHelloween世代ではありませんし、ぶっちゃけHelloweenのお気に入りアルバムはキーパーⅠ、Ⅱと最新作ぐらいなものなので、特に思い入れがあったりするわけではないのですよね。

それでもマイケル・キスクの歌声は大好きですし、Gamma Ray…というか、カイ・ハンセンも好きだから、という理由で私は飛びつきました←

キスクがメタルを好んでいないのは有名ですから、今までのようなソロ作品みたいなものかなぁと思っていたのですが…

たしかにメタル的な曲は少ないのですが、ロックという音楽の広さを改めて実感するような内容のアルバムでした。最近デビューするような若々しさ溢れるようなアルバムではありませんが、1曲1曲がしっかり作り込まれつつ、どこか余裕を感じる佳作だと思います。

Tr1はアルバム中ではかなりアップテンポで、サビは歌いやすく頭に残るメロディー。しばらくはリピートして聴いてました(笑)キスクの声は全く衰えていないし、耳に心地好い伸びやかなハイトーンを聴かせてくれます。ギターソロはちょっとメタルっぽいかな…あと、単純にカッコいい(笑

Tr3は本作品の中でもかなりお気に入りの1曲ですが、メタル感はほとんど無く、THE・ロックって感じwwとても爽やかで、ゴキゲンなサビ。キスクが楽しそうなのが印象的。

Tr6も同じく爽やかなロック。サビがなんとなく切なく感じる。これは曲というよりも、キスクの力なのかなぁとも思うのですが…あと、時計?の音みたいな空白のところを聴くと、マイケル・ジャクソンのIf You Don't Love Meを思い出しますww

Tr7は今までと雰囲気が変わって、哀愁に満ちたミドルなナンバー。なんだか気持ちをを持っていかれるほど強力に胸に響きます(笑

Tr9は割りとメタリックな曲。この曲でのハイトーンは有効で、そこにたどり着くまでの低音が活きているように感じます。アップテンポですが、キスクの声は安定しており、大きな余裕を感じますね。

Tr11は出だしだけへヴィーな1曲。しかしながら、この曲もサビは哀愁に満ちていて、頭から離れなくなります(笑)高音での震え声がまた切なく感じさせるwwでもギターソロはメタリックな仕上がり。そのギターソロからのサビへの流れは素晴らしい!

Tr12、アルバムのラストを飾るのは秀逸な出来のバラード。キスクはこんな感じのバラードがとっても合っていると思うなぁ。メタルからはとても遠い気がするけど、この曲でのキスクの歌声はとても沁みます。あと、なぜかこの曲だけ微妙にシンフォニックです(笑

Eagle Fly Freeのような曲は1つもありませんが、最初に言ったように、1曲1曲が本当によく作られたアルバムだと思います。それと、カイとキスクが組むとこんなアルバムになるのか~と妙に納得させられます。

バンドメンバー全員が素晴らしい技術の持ち主であるし、良い曲を作る力も持っているので、これからに期待ですね。

個人的にはこの1stも好きですが、2ndはバンドとして一気に飛躍した感がありますね。バンド名の由来通り、これからもこのメンバー頑張ってもらいたいです。

じゃバイバイ(^-^)/
コメント
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