2年半ほど空いたでしょうか?
昨日、学生生活最後の試験を終えたのをきっかけに、自分のために残しておこうと思い久しぶりにブログを投稿しようと思いました。
2年半の間に様々なことがありました。
クラフトホリックともお出かけしましたね~(笑)
音楽の面ではResonanCeという音楽集団を立ち上げたことでしょうか?ソプラノの東城、ピアノ&ヴァイオリンの渡邊、私の3人です。みんな地元が同じ郡山!偶然ですが、ある種の縁を感じています。
ResonanCeのホームページ
2018年、ResonanCeとして「R/B meets M/C(アールビー ミーツ エムシー)ルネサンス/バロックと近現代音楽の出逢い」という演奏会をやりました。タイトルの通り、ルネサンス/バロックと近現代のみしか取り上げない珍しい演奏会です。
このブログを書き始めた時(浪人時代か…)と気持ちは変わりなく、ルネサンス/バロックを中心に演奏しております。
現在、私の中心にある作曲家はブクステフーデという、バッハがとても尊敬していた作曲家です。ブクステフーデは音楽をやっている方なら比較的名前は知られているかもしれません。古楽器(いわゆるチェンバロやオルガンなど)での演奏会では珍しくもないでしょう。
しかし、モダンピアノでの演奏は数える程度しか音源はありません。それゆえ、ピアノ科の先生方ほとんど(と言うより、私の知る限り全ての先生)が、作曲家こそ知れど、鍵盤曲は知りませんでした。
たしかにチェンバロでの魅力、クラヴィコードでの魅力、オルガンでの魅力はそれぞれあると思いますが、それならピアノでの魅力もあると信じています。それは同じ曲をチェンバロ、クラヴィコード、オルガンそれぞれで弾いて感じたことです。「感じた」というのは自己的なことなので、主観でしかないのですが…
それを知ってもらうためには地道に弾いて、聴いていただくしかありません。そして何か根拠が言えなきゃいけません。アドバイス頂いたのは、音の波形の違いなど。
専門家に聞いてみたいのは、同じ曲を違う楽器で聴いたときの脳の状態。音の波形も気になりますし、それを受けた脳の状態も気になります…そちらはじっくり時間をかけて探っていかなくてはいけませんね。自分が良いと思うからと言って、他人が良いと感じるとは限りません。根拠がなくては語れない。
私がチェンバロやクラヴィコードで音の出し方を勉強しているのは、ピアノに活かすためです。撥音方法がチェンバロとピアノでは全く違います。むしろピアノはクラヴィコードの延長にあると言われています。
もちろんピアノで演奏する以上、ピアノならではな演奏をしたいとは思いますが、チェンバロ・クラヴィコードを勉強することによって音色の幅が広がったことも事実です。去年、イタリア人ピアニストに質問したところ、やはりクラヴィコードでの勉強は大いに役立つ、間違っていないから今後も続けてみなさいとお話いただきました。少しホッとしました。
ただ、私が惹かれているのはピアノなので、勉強はしつつも、人前でチェンバロ・クラヴィコードを弾くことはほとんど無いと思います。
先ほど書いたように、チェンバロなどの古楽器ではよく演奏されるが、モダンピアノでは演奏されない…そこには何か壁があるのかもしれません。(あとは、モダンピアノで演奏するなぞ許さん!って方もいらっしゃいますしね(笑))
実際、学校でも「古楽やりたいならチェンバロ科にすれば」と幾人の方に言われました。
「古楽=古楽器」という概念を壊したい!なんて狂ったことは当然思っていません。古楽器での演奏が本来の姿(と言うのには語弊があるかもしれないけど)かもしれませんしね。でも、モダン楽器もなかなかいいんじゃない?って思ってもらいたい。
また、人前で演奏するに当たって、今まで以上に1回1回、1曲1曲を大事にしなければならない、と強く感じています。人前で何かをするということは大きな責任があることをとても実感しました。
自分の存在より曲に興味、関心を持ってほしい…滅多に演奏されない曲を演奏する時、いつもそう思っています。つまり、自分の演奏次第でその曲、その作曲家に興味をもってもらえるのか、つまらないと思われてしまうのか…
有名な曲を演奏するときも責任は同じでしょう。その場合、自分の名にも傷がつく恐れがあります。とにかく人前で演奏するというのは作曲家や曲、自分に対して大きな責任があると認識するようになりました。
生意気にも、いくつも演奏の機会をお断りさせていただきました。それは自分の音楽が出来ないと判断した場合です。私は人前で演奏したいのではなく、たとえ一人の方にでも、良い音楽をお伝えしたいのです。自分の存在なんていいので、ブクステフーデやその周辺の音楽をモダンピアノでの響きを感じてもらいたいのです。
「それが自分の使命だ!」などとトチ狂った気持ちではなく、自分が大好きな音楽に対し、少しでも良さを知ってもらいたい…なんというか…恩返しと言ったらおこがましいな(笑)まぁそんな気持ち。
言いたいことが溜まるとまとまりませんね。これからちょくちょく更新します!Twitterの文字数には限りがありますので(笑)
たまに覗いていただけたら嬉しいです!
私のTwitter
じゃバイバイ(^-^)/
昨日、学生生活最後の試験を終えたのをきっかけに、自分のために残しておこうと思い久しぶりにブログを投稿しようと思いました。
2年半の間に様々なことがありました。
クラフトホリックともお出かけしましたね~(笑)
音楽の面ではResonanCeという音楽集団を立ち上げたことでしょうか?ソプラノの東城、ピアノ&ヴァイオリンの渡邊、私の3人です。みんな地元が同じ郡山!偶然ですが、ある種の縁を感じています。
ResonanCeのホームページ
2018年、ResonanCeとして「R/B meets M/C(アールビー ミーツ エムシー)ルネサンス/バロックと近現代音楽の出逢い」という演奏会をやりました。タイトルの通り、ルネサンス/バロックと近現代のみしか取り上げない珍しい演奏会です。
このブログを書き始めた時(浪人時代か…)と気持ちは変わりなく、ルネサンス/バロックを中心に演奏しております。
現在、私の中心にある作曲家はブクステフーデという、バッハがとても尊敬していた作曲家です。ブクステフーデは音楽をやっている方なら比較的名前は知られているかもしれません。古楽器(いわゆるチェンバロやオルガンなど)での演奏会では珍しくもないでしょう。
しかし、モダンピアノでの演奏は数える程度しか音源はありません。それゆえ、ピアノ科の先生方ほとんど(と言うより、私の知る限り全ての先生)が、作曲家こそ知れど、鍵盤曲は知りませんでした。
たしかにチェンバロでの魅力、クラヴィコードでの魅力、オルガンでの魅力はそれぞれあると思いますが、それならピアノでの魅力もあると信じています。それは同じ曲をチェンバロ、クラヴィコード、オルガンそれぞれで弾いて感じたことです。「感じた」というのは自己的なことなので、主観でしかないのですが…
それを知ってもらうためには地道に弾いて、聴いていただくしかありません。そして何か根拠が言えなきゃいけません。アドバイス頂いたのは、音の波形の違いなど。
専門家に聞いてみたいのは、同じ曲を違う楽器で聴いたときの脳の状態。音の波形も気になりますし、それを受けた脳の状態も気になります…そちらはじっくり時間をかけて探っていかなくてはいけませんね。自分が良いと思うからと言って、他人が良いと感じるとは限りません。根拠がなくては語れない。
私がチェンバロやクラヴィコードで音の出し方を勉強しているのは、ピアノに活かすためです。撥音方法がチェンバロとピアノでは全く違います。むしろピアノはクラヴィコードの延長にあると言われています。
もちろんピアノで演奏する以上、ピアノならではな演奏をしたいとは思いますが、チェンバロ・クラヴィコードを勉強することによって音色の幅が広がったことも事実です。去年、イタリア人ピアニストに質問したところ、やはりクラヴィコードでの勉強は大いに役立つ、間違っていないから今後も続けてみなさいとお話いただきました。少しホッとしました。
ただ、私が惹かれているのはピアノなので、勉強はしつつも、人前でチェンバロ・クラヴィコードを弾くことはほとんど無いと思います。
先ほど書いたように、チェンバロなどの古楽器ではよく演奏されるが、モダンピアノでは演奏されない…そこには何か壁があるのかもしれません。(あとは、モダンピアノで演奏するなぞ許さん!って方もいらっしゃいますしね(笑))
実際、学校でも「古楽やりたいならチェンバロ科にすれば」と幾人の方に言われました。
「古楽=古楽器」という概念を壊したい!なんて狂ったことは当然思っていません。古楽器での演奏が本来の姿(と言うのには語弊があるかもしれないけど)かもしれませんしね。でも、モダン楽器もなかなかいいんじゃない?って思ってもらいたい。
また、人前で演奏するに当たって、今まで以上に1回1回、1曲1曲を大事にしなければならない、と強く感じています。人前で何かをするということは大きな責任があることをとても実感しました。
自分の存在より曲に興味、関心を持ってほしい…滅多に演奏されない曲を演奏する時、いつもそう思っています。つまり、自分の演奏次第でその曲、その作曲家に興味をもってもらえるのか、つまらないと思われてしまうのか…
有名な曲を演奏するときも責任は同じでしょう。その場合、自分の名にも傷がつく恐れがあります。とにかく人前で演奏するというのは作曲家や曲、自分に対して大きな責任があると認識するようになりました。
生意気にも、いくつも演奏の機会をお断りさせていただきました。それは自分の音楽が出来ないと判断した場合です。私は人前で演奏したいのではなく、たとえ一人の方にでも、良い音楽をお伝えしたいのです。自分の存在なんていいので、ブクステフーデやその周辺の音楽をモダンピアノでの響きを感じてもらいたいのです。
「それが自分の使命だ!」などとトチ狂った気持ちではなく、自分が大好きな音楽に対し、少しでも良さを知ってもらいたい…なんというか…恩返しと言ったらおこがましいな(笑)まぁそんな気持ち。
言いたいことが溜まるとまとまりませんね。これからちょくちょく更新します!Twitterの文字数には限りがありますので(笑)
たまに覗いていただけたら嬉しいです!
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じゃバイバイ(^-^)/