舞子で人と会う約束があったので、そのついでに一度は行ってみたいと思ったのですが、なかなか、その場所にはたどりつかず何度か断念。私の場合下調べもせず、行き当たりばったりの性格もわざわいしているのでしょうね。今回は、JR舞子の駅まで行ったらなんとかなるだろうと思い。バイクは海側の公園に留め。散歩がてら歩いてブラブラ。公園では大勢の方が本を読んだり、寝ていたり、意外と多いのに驚いた。歩いているうちに、スッカリ行く場所の名前が飛んでしまい。道行く人に尋ねる事も出来ず、情けない始末。この歳になるとメモが必要ですね。結局、駅まで。でも、解らない必死に思いだそうとするのだが思い出せない。今回も諦め、帰ろうかと思った所、小さな神社が見えたので、そちらへ歩きだすと、小さな看板見え、旧木下家住宅を行く事が出来た。神様が呼んでくれたのですかね。それにしても情けない。木下家住宅は何か懐かしさもありました。私も昭和人間ですね。そして、昔の家は、光と風を上手く利用しています。ホント、エコですよね。廊下で座り、しばらく涼み、ゆっくりと時間を過ごさせて頂きました。クーラーなんか要りませんね。そう言った意味でも家の作り方も今一度考えなければ行けないでしょうね。温暖化が言われる今日、昔はクーラーがなく過ごせたんですからね。今は、街のあちらこちらから出る室外機の熱気。世間を熱くしているのもホントこんな事が大いに関係しているのでしょうね。廊下に座っていたら、女性が水をまいて、また涼しさが増しました。普段なら暑苦しいクマゼミの鳴き声も気にならなくなりました。都会で聞くクマゼミ、アブラゼミのなき声はたまらなく熱くなりますものね。震災前はこう行った数寄屋作り家。まだ、沢山、神戸にもあったように思うが、ホント、あの震災でなくなりました。昭和の色が色濃く残る場所として何時までもあって欲しいですね。神戸の異人館とはまた別の感覚です。でも、男一人は絵になりません。趣味がカメラがだから平気で来れるのでしょうが、わざわざ家だけを見に行く。男性一人では無理があるかも知れませんね。カメラはそう言った意味では良いアイテムかも知れませんね。それにおいても心地良い風。また来たくなりましたね。今度は秋、冬も良いかもね。
木下家住宅にて 白黒画像にて撮影