幼い頃、叔母の家に行くと、お茶とお菓子と漬物を並べて言っていた言葉
「さあ、噛まんね」 食べなさいという意味なのですが、方言なのでしょうね ?
「噛まんね」とよく言っていました・・・面白い。
お菓子と一緒に漬物を出すのは、甘い物だけだと飽きるからなのでしょうし
畑仕事の後の茶菓子などは、塩分も大切だと言う本能的な知恵かもしれません
どちらにしても口に入れたら噛むのですから「よく噛んで味わってね」の意味か?
たまたま田舎に帰っていた幼い私は、面白い言い方に少し驚いたものです
たぶん今でも、お年寄りは「噛まんか ?」と言って食べ物を薦めると思います
例の、金メダルを噛んだ御人をニュースで見ていて、真っ先に叔母を思い出しました
どうぞどうぞとすすめられて、お菓子を食べるのとはずいぶん意味が違うし
人の大切な金メダルを、口にくわえて噛むなんて・・・思わず、唖然・・・・
叔母のように「さあ、茶を飲まんね、菓子も噛まんね」と薦めた訳でもなく
なんと無礼な事だろうと思いました
普通なら大切にうやうやしく手にして見せていただくのが礼儀では ?
あれから、メダルはちゃんと洗浄されたのでしょうか ?
あのニュースを見てから、叔母の「噛まんね」という言葉が
頭をかけ巡っています 💦 💦 💦