10月20日午前7時のNHKニュースは、「全在日米軍で夜間外出禁止令。全在日米軍では初めて」を報じた。昨夜も沖縄では在沖米軍司令部前で、米兵の強かん事件の抗議とオスプレイ配備撤回を求めて県民が抗議集会を行った。全在日米軍の夜間(23時~5時まで)を禁止しても、防止対策にはならない。根本は「日米地位協定」にある。日米地位協定は、「公務中」の米兵の犯罪は第一次裁判権を米側が持ち、米側に身柄のある米兵は日本の警察が原則として逮捕できないなどを定めている。この「地位協定」を抜本的に改めないので、毎回米兵の犯罪が繰りかえされている。在日米軍の夜間外出禁止令などパホーマンスにすぎない。オスプレイの配備撤回と、「日米地位協定」を抜本的に改めるよう日米両政府に求めよう。
(ルーラー)