8月1日に国連本部で始まった『核拡散防止条約(NPT)』第10回再検討会議は、最終文書を採択できないまま26日に閉会しました。
一方で現実は、ウクライナ戦争が長期化して、核兵器の使用すら危惧される状況にあります。
また原子力発電所に対する砲撃が繰り返されている状況は、原発の存在が核兵器の存在同様に人類の生存を脅かすものであることを示しています。
今、私たちは、核の問題を巡って重要な岐路に立たされています。
一方ではウクライナで理不尽な戦争が継続しており、他方では「NPT再検討会議」が最終文書を採択できずに終わってしまいました。
この時期に、核の問題について改めて考えを巡らし、「核危機」回避の道を探りたいと思います。 . . . 本文を読む