2月24日にロシアがウクライナに侵攻を開始してから4か月になります。この侵攻は独立主権国家に対する侵略であり国際法違反の行動でした。結果としてウクライナの市民、両国の兵士に膨大な死傷者を生み、経済に重大な被害を与えました。その点でロシアは非難を免れません。
しかし、同時にメディアはロシアが全面的に悪くて、プーチンは独裁者で頭がおかしい、ウクライナは被害者で全部正義で、武器を送り込んで戦いを支える米とNATOも正しく、正義だと、客観的な事実ではなくプロパガンダだけを流し続ています。戦争が始まってそれはますますひどくなっています。いまやこのプロパガンダの氾濫を押しのけて、事実を自分で確認しながらしか戦争の真実の姿を掴むことはできません。 . . . 本文を読む
クラマトルスク駅に対するミサイル攻撃事件について、元国連兵器査察官のスコットリッター氏が新しい指摘をしています。
このミサイル攻撃については、使用されたトーチカUがロシア軍ではすでに退役しているにも関わらず、ウクライナ側は一方的にロシアが犯人だと宣伝し、一部の論者は戦争初期にベラルーシでロシア軍のトーチカミサイル発射機が撮影されていた流しました。
一方、ミサイルの製造シリアル番号はウクライナ軍が過去に使用したトーチカミサイルと同じロットに属していることを示し、ウクライナによる発射を根拠づけていました。今回、リッター氏が、ミサイルの通常の挙動から発射方向が推定できそれはウクライナ部隊だとしていることは重要なことです。しかも、米もロシアも発射されミサイルの軌道のデータを持っている(公表しないだけ)からウクライナが言うように戦争犯罪の裁判になれば、ゼレンスキーが犯人として訴追されるのでしょう。
出典はRTです
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グレイゾーンに載ったジャック・ボー氏のインタビューを紹介します。同氏はスイスの戦略情報局のもと情報将校で東欧・ロシアをカバーしてきました。
西側のメディアが反ロシア感情を煽り立てるためにデマや根拠のない情報を垂れ流す中で、専門家による客観的な見方と情報は重要です。
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(出典)https://thegrayzone.com/2022/04/15/us-eu-sacrificing-ukraine-to-weaken-russia-fmr-nato-adviser/
米国とEUは「ロシアを弱める」ためにウクライナを犠牲にしている:元NATO顧問
アーロン・マテ 2022年4月15日
元スイス情報局員でNATO顧問のジャック・ボー氏が、ウクライナ・ロシア戦争の根源とその危険性の増大について語る。
ロシア・ウクライナ戦争が新たな局面を迎えるなか、元スイス情報局員で国連高官、NATO顧問のジャック・ボーは紛争を分析し、米国とその同盟国はロシアの隣人を血祭りに上げる長年のキャンペーンでウクライナを利用していると主張している。
ゲスト ジャック・ボー スイス戦略情報局の元情報将校で、NATO、国連、スイス軍で安全保障や諮問の要職を歴任した。
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