掲載許可を戴いたときに
ー今回のLTD化により
どのような音楽を奏でてくれるか
大変楽しみにしております。
850LTD仲間が増えるよう
ぜひともブログにあげて下さいー
(無断拝借失礼いたします。)
と、いただき、850LTDへの期待感(まだ、機器は到着していない)と
850への愛着が、ひしひしと伝わってくる短くも的確な言葉
850LTD仲間
旨い言葉だと思いますね。
ファーストインプレッションがどうなるのか、
まだまだ、エージング3日では、まったくこなれていず
場合によっては、硬いとかんじてしまうだろうと思っていたのですが
案に相違して・・・・・
(これまた、無断拝借ご容赦をば)
最初の感想です。
・低域の量感が5割増くらいに感じられた
・ベースの弦をはじく瞬間やその後の胴鳴りがきちん聞こえるようになった。
・音の立下りが早くそのあとの余韻の響きが綺麗に聞こえ
・ボーカルはまだうるおい少ない
不思議だったのはこれまで外への音漏れはかなり音量を大きくしてもほとんどなかったのですが
たいして大きな音量にしていないにもかかわらず他の部屋に音が伝わるようになったことです。
代理さんが低音はスピーカーの後ろで聴くというような記事を書いていらっしゃいましたが
低域がきちんと出るようになり、スピーカーそのものの鳴りが変わったように思われます。
その後24時間鳴らしっぱなしにし
全体的やや音が落ち着いてきて
ボーカルもかなり柔らかさが出るようになった時点で
我が家の代理(?)を呼び、USBDACと比較をしてもらいました。
「この間はUSB DACの方がいい音だったけど、今はCDプレーヤーの方がいい音がする
活き活きした音がする」
ということで、現時点でも既にUSBDACを返り討ちにすることができました。
このインプレッションの中で特筆することが2つあります。
一つは代理の記事を読んでくださっているという驚嘆する事実です。
(個人的な特筆事項ですねwwww)
もう一つは
SPの外まで音が漏れ出した。と、言うことです。
これはYAMAHAのネットワークを交換した時もそうでしたが
箱の中でしか鳴っていなかった音、特に低域が箱の外にまで出てきていました。
高橋が全コンデンサ交換並びに音質改善、(LTD化を含め)進めていく中で
低域をどこまで、補完するかというのが課題であり
このため、わざわざ、(WADIA6LTDですが)画面右下のところに
補強電源を設置します。
仮に、オペアンプだけを交換するとキンキンとした高鳴り気味の音になり
厚みや深みが出てこないのです。
このことからも、低域が中高音・高域を支えるという意味合いが事実だと代理にも判るわけです。
USBDACにおいても、
どうしても、低域の補完ができず、音はくっきりとした良い音が出ると思いますが
音は平面的で、
土台の上で1列に音が並び立っているという印象があります。
ですから、当然、低域の補完をした850、ましてや音質改善・LTDになっていれば
土台という平面を意識させなくなります。
縦横無尽に音が動きだし、時に土台の下まで掘り下げていき
奥行も出てきますので
平面と感じることがなくなります。
これが低域の仕事であると、多くの人ははっきり意識されていないと思います。
SPの外まで、音が漏れる。
これは、低域がいかに充実したかという裏返しであり
この低域という支えあればこそ
中高音も活きた音になるわけです。
低域のすそ野は広く、その上に鎮座されたww中高音が
箱の外は無論、部屋の外まで響いていく。
この低域の広がりがまた、部屋をホールやコンサート会場か?という
錯覚を起こさせます。
そして、音もひびき(深さ・厚み)が でますから
・ベースの弦をはじく瞬間やその後の胴鳴りがきちん聞こえるようになった。
と、いう本物に近いリアルさがでてきます。
低域の大事さは格別です。まさに偉大なる縁の下の力持ちのように
音を支える礎(いしずえ)なのです。
850LTDについては、
6LTDとの大きな違いということで距離感をあげました。
850LTDは楽団が自分の周りに大きな円陣をくんで、
オーナー様はその円陣の中心で演奏を聴いている。
一つ一つの音がしっかり出ているので
そういう印象をうけます。
6LTDは実際の人間の耳に近く
楽団は通常の位置に居るように感じ
その位置が判ります。
音の遠近法ができているという感じです。
いずれにせよ、
高橋の音作りの理念が
LTDをつくりあげていて
まさに
ー850LTD仲間が増えるようー
この思いは、期待値からの言葉だったと思えますが
今、実際に聴いていただき
ぜひとも、他の方もこの音を手に入れ耳にしていただきたという
850LTDへの最高の賞賛に変わったと思います。
そして・・・
憧れのAudio WADIA WADIA850 8台目 LTD-Blue (fc2.com)
2017年7月30日掲載
Blue化で外したコンデンサです。
RCAコネクタと比べれば大きさが判ると思いますが、ゴミみたいに小さい面実装部品なので取り外し取り付け共にディスクリート部品とは違った難しさが有ります。
音が良くなるので実施していますが、実際には作業できる限界の大きさですね。
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