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WADIA27の問い合わせから・・いろいろと・・・2019-09-25

2023年10月22日 | 受付・依頼問い合わせなど

以前、WADIA27 について、

回答して、で、今回の受付で

27がはいってきていたが、

やはり、駄目だった。

下記の予想とはかなり違う内容で

確か、トランス焼損だった。

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WADIA27の初期バージョンを持っています。昨年に、どうやら電源ヤラレタみたいで方CHから音が出ません。

修理可能なのでしょうか?輸入元のアクシスでは、持ち手が無いので修理不可と宣告されました。

ヨロシクお願いします。

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実際には、見てみないと判りませんが

WADIA27の症状から考えられるのが

デジマスターの破損・劣化があり

この場合は修理不可能です。

(もう1WADIA27 が必要になります。)

 

ところが、このような片側だけからしか音がでないという症状の物が

送られてきて、デジマスターからの信号も出ておらず

破損と判断し、修理不可能で返却したのですが

半年~1年後にオーナー様がWADIA 27をかけてみたら、

鳴ったというのです。

 

輸送の振動などで、断線してしまった部分?などが

うまく、ひっついているだけなのかもしれませんが、

それから1年近く鳴っています。

 

当時、部品取に同じWADIA 27 を落札すると連絡があり

見れば、同じような症状が出ているジャンク品でした。

どうやら、WADIA27に多く発生する症状のようです。

 

修理できる部分が不具合を起こしているのか

修理不可能なデジマスターなどのLSIが壊れ始めているのか

特定はできませんが

上記のように、日がたったのちに、再起することもあり得ましたので

しばらく、様子を見るのもよいかと思います。

なお、

当方はただいま、受付休止中です。

並びに修理のみには対応していません。

OH前提の上での不具合箇所修理となります。

 

   山手サービス 高橋(代理)

**********

ヴァージョン3だとか、2だとか、あえて、ヴァージョンを公表するようになっているが、

WADIA6など、かなり、中が変わっている。

前期型・後期型で大まかにわけているが、

(おおざっぱにいうと、18ビットと20ビットの違い)

前期型の中でも、まだ、細かく変更がある。

これにたいして、ヴァージョン1とか、2とか、

わけなかったのは、なぜだろうか?

逆に言えば、27はなぜ分けたのだろうか?

代理は、歴史的に考えてしまう。

改元と同じようなwww
なにかしら、「ゲン」をかつぐというか・・・
天災があったから、とか
都を変えたからとか、
一種、しきりなおしのような。
 
6は非常にヒットしたこともあり
むしろ、中を変えたと公開してしまうと
あの音じゃなくなってるのか
とか
ヴァージョン1のほうが良いな・・とか
絶対的なWADIA6のイメージが分散する。
 
ところが、27は、さらにヨクナッタ。と、言わんばかりに
ヴァージョンを公表する。
うがってみると、最初から度肝を抜いた6は
「6」というステータスを守ろうとしたわけだし
27は「27」というステータスを守りながらも
前より良くなった、と、いうことも押し出そうとする。
 
心理学的にうがってしまうが
それは、何かしらの不具合をもっているか、何かして
前のは良くない。という裏を隠そうとするかのようにさえ
思えていた。
 
で、それが、ヴァージョン2・ヴァージョン3と
厄落としをしていくようにもみえて、
これは、よほどの「厄」を持っているってことじゃないか?
と、深読みをしていると
やはり、かなりバグがあると思える問い合わせが多くあり
基盤なのか、ICなのか、判らないけど
焼きがあまいというか・・・
 
制御屋でもあり、ソフト屋でもあり(他もあるが・・)の高橋曰は
IC一つでも、設計者と作り手が同じじゃないから
ここで、こう削って、この場所においたら電源の影響を受けるから
こっちにおいて・・・
みたいなのが、判らない・・らしい。
結局、小さな会社に勤めていれば
設計者が自ら,基板に配置したり
弱いところが有れば、補強したりとか
ゆりかごから墓場まで、面倒をみるから
たとえばICの性格?(性能)を見極めて
隙間なしの考えで、万全を記す。
 
ところが、大きなメーカーに成ると
作業の効率化を図り
分業状態に成る。
いわば、目隠しをしてお多福の顔を作る状態に近い。
とにかく、顔に見えればよいというようなもので・・・
 
ふくよかなお多福を作れる微妙な配置とか・・・
WADIA氏が関与したとおもわれるものは、
よくできていると感じる。
一方で関与しなかったのか
他のアートワークにまかせたのか?
その関連のものは、音もいまひとつに感じる。
 
で、27をはぐってみれば
なんと、スィフトカレントの原型?のような設計をしている。
861でもかなり手厳しく書いたが
スィフトカレントより、
よほどオペアンプで構成したもののほうが音が良い。
なにか、命運をかけたのか、どうか知らないが
いまひとつの音であるので
トランスを治しても
そのスィフトカレント機構を残しておくならば
音は今一つ
スィフトカレント機構部分を
デイスクリートでくみなおしたら
馬鹿ほどの値段になるだろうが
元の素性が良く無さそうでwww
(例えば、通常1個で使うICをダブルにかませて
何組か装備している。
このおかげで、一聴はめりはりがきいていて
耳に良さげにきこえるが、
そうしなきゃならないほどの、もともとの音が充実していないともとれる)
これは、さわりたくない機器の部類に入るのだろう。
 
此れがWADIA6なら、
何かのバグで音がおかしいのなら
大枚はたいて、治しても良い。と、勧められる。
 
こんな状態をみてしまうと
最初に思った
「心理学的にうがってしまうが
それは、何かしらの不具合をもっているか、何かして
前のは良くない。という裏を隠そうとするかのようにさえ
思えていた。」
と、いうのは、その通りだったのではないかと思う。
 
スィフトカレント機構の音質の伸びしろの無さには
愕然としたし、
かつ、なにかしら不具合を持っている。
27の問い合わせのほとんどが同じ症状だった。
片一方から音がでない・・・
ノイズがのる・・・
なにか判らないが、ICの中のプログラム自体の焼きが巧くなければ
多くの、27に同じ症状が出てきてもかしくない。
 
何台か、とことん触ってみれば
その原因箇所は見つけられるが
悪い事に、何らかのはずみで、症状が出なくなるという事例もある。
ここぞとばかりに
鳴るうちに売ってしまえというおそろしいパターンもあるだろう。
率直に片一方から音がでないと書いていらっしゃるオークションも
何件かみかけたが
いまだ、とことん治すとこまでいかない機器であるし
不思議とおかしな状態になったものしか来ない。
6も今や50台を越したが、
修理不可能です。と、返却した物は無い。
 
大丈夫か?・・・27・・・

 



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