B226Sのインプレを戴きました。
今回、憧れのREVOXB226sをヤフオクにて落札させていただき、貴社にOHをお願いいたしました。
落札後にB226sの音は聴いてみましたが、さすがに古い機種だけあって往時の音は出てなかったと思われますが、しかし銘機の面影を感じるアナログライクな鳴り方は好ましくありました。
この度、貴社にOHをお願いして当時の性能+αの音質には感銘を受けました。
まずはトランジスタアンプで聴きました。プリはDBシステムズDB-1、パワーはスレッショルド400Aです。
エージングも100時間を越えてきて巷に聞くB226sの本来の腰の低いどっしりとした安定感が出てきたようです。
エージングが進み尖った感じが収まり落ち着きのある低音、のびやかな高音域が発揮されてきたようです。
LHH500Rとの聴き比べになってしまいますが、より濃い味付けの安定感のある音のようです。
アナログ的な音といわれるのもうなずけます。嫌味のない音ですね。
元の音と聴き比べだ場合、単なるOHとは思えないくらい新鮮な若々しい音に驚きました。
次に真空管アンプのユニゾンリサーチのシンプリーフォーで聴いてみました。
出力管がEL34のシンプリーフォーではメリハリのある鮮やかな音を聴かせてくれました。
真空管らしからぬ緩さのない音がシンプリーフォーの美点かとおもいますが、OH後のB226sはより純度が高まり、繊細さを失わずパンチのある音になっているようです。
OHでも充分満足な音になっており満足しておりますが、さらなる音質改善をお願いしたならどうなってしまうのかと、楽しみが増えてしまいました。
またお金を貯めて音質改善をお願いしたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
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メールから、ずぼっと、いただいてきました。
LHH500Rも到着しているのですが、
2台いっぺんにおくると、聴くものがなくなるということで、
B226sの返却後に送ってきてくださっています。
LHH500Rは、デジタルフィルターのグレードアップができるということで
昨年、施工したのですが、これが、また、良い!!
B226SのグレードアップとLHH500Rのグレードアップと・・・
どういうんでしょうねえ。
B226sの本来の腰の低いどっしりとした安定感
より濃い味付けの安定感のある音
言いえて妙・的を得ている・のですが、
これをBlueにすると
試聴した感想が届いていますので紹介です。
「まずは何と言いましても情報量の多さに驚きました。
特にクラシックでの楽器の一つ一つの存在感が良くわかるようになりました。
それと立体感、空気感みたいなものが把握できるようになりました。
演奏しているその場に立ち会う感覚とはまさにこのことと言えます。
あとは何といいましても全体的な余韻が最高ですね!
何時間でも聴いていたいです。
これでエージング初期ですから、今後の熟成がとても楽しみです。
準Blue(Blueです)まで持っていきまして、本当に正解でした。」
そこに有る様な存在感を感じると、とても気持ちのいい事ですよね。
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LHH500RーDF-Blueになってくると、
音楽性あふれるというか・・・
野趣に富む・・というか。
500Rは出力回路がディスクリートで作られていた為に音質改善がほぼ出来ない状態でしたが、デジタルフィルターのアップグレードが出来る様なので今回挑戦してみることにしました。データーの整合性に時間を取られましたが何とか成功です。
結果は良好で、元々スッキリとした音作りに情報量が上がったのを感じられる変化が有りました。
WADIAで使っているBlue化も実施してかなり良い音質改善に成ったと思います。
視聴した感想が届いていますので紹介です。
「**前略**
丸一日通電してから聴きました。
凄いですね。
見事に覚醒しています。
音の輪郭が明瞭になった分、音の位置関係が捉えられる様になりました。従前は空間
の中に心地よく音が広がる感じでしたが、音質改善後はボーカルや楽器の位置が特定
できそうなくらい生々しく、リアリティがあります。
聴き慣れたダイアナ クラールのボーカルの艶も増し聴き惚れてしまいました。
時間が有れば片っ端からCDを聴き直したい気分です。引き続き通電して熟成の様子
を楽しみたいと思います。
生涯に聴ける音楽の量は限られていますので、だからこそ良質な音で楽しみたい。
その願いが一つ叶いました。
同機種をお持ちの方がトライしてくれるといいですね。
**後略**」
今回の挑戦でまた一つお勧め出来る機種が増えたので今後が楽しみです。
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確か・・・元、16ビットから
20ビットの物に交換しているのですね。
(と、おもっているのですが、24ビット?かな?????)
16ビットというのを、解析数で考え
約65500通りの音を解析できると考えますと
20ビットは約1050000通りの音を解析できる。
と、いうことになります。
その解析というのも、単純に音階だけでなく、強弱とか、明暗とか
位置関係とか・・約7万通りでは、解析しきれていなかったものが
105万通りの能力で解析していくわけです。
途方もない数とかんがえてしまうわけですが・・・
例えば
1-2-3-4-5と5通り解析していたのが
10通り解析するようになったとしたとき
1・・・ー5-6-7-8-9-10と
解析するということではありません。
1ー1.5ー2-2.5ー3ー3.5ー4ー4、5ー5
と、言う風に、緻密になるという理解のほうが近いと思います。
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緻密に解析するようになったとき
色んな情報も浮き彫りにしてくる反面
元々の音作りが甘いと
その甘さまできちんと解析してしまう事になります。
ところが、
さすがにLHH500R
Rーリファレンス
お手本・基準機 と銘打っているだけの音作りができています。
(さらにBlue化+アルファ)により
見事な覚醒と評価していただける音に仕上がりました。
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そして、今回のインプレで何よりもうれしく思ったのは
「OHでも充分満足な音になっており満足しておりますが、さらなる音質改善をお願いしたならどうなってしまうのかと、楽しみが増えてしまいました。」
と、いう言葉です。
さらなる音ライフの充実を目指していただけるということですが
もっともっと、深い魅了の世界に触れてみたいと思ってもらえることが何よりです。
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