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一体型とセパレート型  2021-09-29

2024年03月12日 | 音の違い

 

当方のWADIA6LTD(改)Blueに

24ビットのオデオンライト・AGを付けたのと

WADIA25LTD-Blueに持って行ったものと・・・

そのほかもありますが・・・

特にこの3機については、

6LBの音とそっくりな音を出してきます。

が、3機とも、

6LBがもつ、距離感・陰影・臨場感・空気感・深み・厚み・沈み込み・情感に訴える力・実在感などなど、もろもろの

音世界を再現できません。

 

DACとトランスポートというセパレート型では、

どうしても、空気感などの「感」がでてこないので

何故だろうと、考えたことがあります。

 

確かに、明晰に鳴るため、音は良い風に、聴こえるのですが・・

おそらく、人間で言えば

臓器移植を行って、自分の一部になったものと(一体型)

透析や人口臓器を体の外につけている(セパレート型)の違いだと思うのです。

 

移植したものが痛くなれば本人が痛いと感じますが

人口臓器などは、痛くなることがありません。

そういう「感情」が、一体化することがあるのだと思います。

 

WADIA LTD-Blueをお持ちの多くの方が

DACもお持ちで、オデオンあたりのBlue化したもで聴くと

最初は、オデオンにつないだほうが良いとおっしゃるのですが・・

よく聴いていくと、

上に書いたような「情感」などに訴える力が薄いと気が付くと同時に

LTD-Blueの「情感」などに訴える力を再認識するという事になっています。

こういう意味では、

DACで聴いてみていただいてよかった。

と、思うのです。

 

おそらく、DACの良いとこどりの逆エージング耳になっていらっしゃり

21LTDの良さが、まだ、見えてこないのではないかと思っております。

それと、先に書いた

MLのあまさ・緩さの個性に打ち消されてしまって

DACのほうが(24ビットと思いますが)、明晰になっているため

くっきり感に耳をとられてしまっているかなあ?とも思います。

 

実際、Bluenoteさまの21と6SPの比較の時でも、

最初は21のほうが迫力がある。

と、思ったそうです。

聴きこんでいくと、6SPのほうが、デイテールが緻密という

評価に代り、6SPはBluenoteさんのところへ行きました。

このように、インパクト(くっきり感・迫力(太い音?))は

逆エージングを起こしやすく、

繊細な音・緻密な音に気が付きにくくさせてしまいます。

緻密な音というのが例えば1000色あったとします。

その1色1色をきちんと再現するのが緻密という事になりますが

太い音・インパクトのある音というのは、

例えば5色くらいしかない為、太く見え、インパクトが強くなるものですが

繊細さがないため、細かな情感の表現に結びつきにくいし

音が増えたという感じではなくなります。



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