リピーター機器のWADIA6前期型 OH・音質改善・改(アルミVRDS 円盤換装)クロック換装
・・・
以前の・変更はこれくらいかな?
これをSPIRIT-blueまでということで、
音質改善→LTD 仕様音質改善
SPIRIT化
blue化
青色LED
(blue化の証・・青色LTDに変更・・・ただし6・21・とか
初めから青色になっている機種(850とか?)はそのまま)
と、施工していた高橋に
「できたよ」
と、呼ばれたので、ほやほや、試聴。
良く出している。細かい音の解像・分離・表現
さすが・・・!!
でも、まだ、こなれが出てきていない。
DA基盤の方は以前変更した5~6本?のコンデンサ以外、すべて変えている。
オペアンプも‥その他いろいろ・・・。
いっぺんに全部変えたほうが、
こなれ方がそろうのだろうなあ、と、思わされる。
こなれている部分の熟成と
こなれていない部分の硬さが、
まだ、マッチしてきていないのは当然なのだろう。
そして、不思議に思うのだが
同じWADIAであっても
同じように後から追加・変更であっても
いきなり、こなれた音に聞こえるものと
(で、まだ、これから、さらにこなれ、熟成していく・・・)
なにか、大丈夫か?と心配になるものとがある。
特に感じたのが
T氏の850LTD
と、
I 氏の850LTD
ともに同じ前期型であるが・・・
T氏のものは、変更をかけたとたん
「これは、すごい!!」
と、言うものになった。
それもあって、I氏の850LTD にも
同じ変更をお勧めしたのだが
なんだか・・冴えない・・・
完璧にエージング不足を感じる。
環境をいいだすと
T氏 25年以上、大事に聴いていて
定期的にアクシスにメンテナンスに出していた。
アクシスもサービス終了となり
最後のメンテナンスのノア?アクシス?から、
こちらへ直送されてきた。
メーカーはOH しないのと音質改善をしないのと
サービス終了をもって、LSIの確保はどうにもならなくなったということもあろう。
やっと、OH,音質改善に踏み切れる。
と、こちらに出してくださったところもあると思う。
一方のI 氏・・・
どうも、6などとのピックアップの違いがあって、
850に対しての踏ん切りがつかない。
いわば、高い金をだして850を買うつもりがない。
で、まあ、そんなに良くなるのなら、買おうかな?
みたいな・・
消極的意欲・・・
(6LTDをこす機器をと思っているところで、なおさら?)
で、なんだか、難ありの、ショップ保管の850を
(少しでも安く買おう?と・・・)
購入・・・。
この時点で
きちんと維持された850と
まともに鳴らしてもらえてなかった850と
同じ施工を施しても、その時点では大きな差が出るだろうと何となくは思っていたが・・
どこまで、エージングしてやれるか、で、
その差は縮まると思っていた。
ところが、激変したのはT氏の850で
I氏の850には
正直、文句が出た。
安けりゃあ、良いとケチった思いで買うからだ!!
とwwwww
T氏が購入した時期を考えると、新品で購入していると思える。
そして、おそらく、その1台をずっと愛聴してきた・・
たとえ、1週間に1度だとしても
25年のエージング歴、大事に扱ってきた機器
かたや
そこらにほっぽりなげられた850
そして、何台もWADIAをもっていて
T氏に追いつくようなエージングをかけるのはむつかしいところに
なんとなく冴えないから、いっそう、聴かない。
で、850から、そんな音がでるわけがない・・・
イソップ物語の狐じゃあるまいし・・・
食べれないブドウはすっぱい
エージングしきれない850は、不味い。
エージングの凄さを知っているはずの人だと思うだけに残念なのだけど
すぐに結果を求める癖があるのだろう。
当方も2機めのネットワークに替えたすぐ、
高橋の口から出てきたのは
「1年くらいかかるだろうなあ」
だった。
トータル的に熟成するのに・・・
当方、ほぼ24時間鳴らしっぱなし
それでも1年かかるだろうという。
そのときに思う。
今回のWADIA6SPIRIT-blueでも
最初の立ち上がりは
エージング後を読み取れる音であるけれど
実際には、こなれていない。
これが、ある程度、こなれたと感じるのは
3日めくらい。
それから、1か月くらいは、急激に熟成しだし
約半年(ただし24時間連続運転の計算)くらいで、
9割がた熟成するが、
あとの1割が非常に緩やかで・・・
2年くらいたっても、まだ熟成しつづける・・・
コンデンサの硬さで阻んでいたものがなくなってくるのが
CD1~2枚かけた後くらいかな。
こういう最初の立ち上がりが悪い状態になりやすい機器は、
常日頃、良く聴いていたかどうか、なのだろう。
この最初の状態をまず、聴ける人はいない。
返却する3日後くらいになると
かなりの音になっていて
実際、時折、ファーストインプレッションなどと
できたてほやほやを聴いて
そのまま、評価すると
2日後くらいには訂正しなければいけなくなる。
ちょっと、詰まった音で・・・
次の日
訂正します。ものすごくのびやかな音になりました。
・・・
その差がまた、天と地くらいあるwww
結局、高橋は
「良い音になるように作っている」わけで
本当に良い音に育てるのはオーナー様なわけだ。
この理屈でいうと
何日もたたないうちに
育つわけもなく
すでにみっちりと「土壌」(よく聴く)を作っていれば
短期間のうちに、育つし、そののちは、また緩やかに熟成していく。
と、いうことで、
久しぶりに聴いたW6SBは・・・
メタモルフォーゼを予感させる出来栄えという
「これから」のものであり、
今日はさなぎから羽化したばかりで
羽もまだのびきってない。
だけど、奇麗な羽があるのがきちんと見える。
明日あたり・・・羽を広げた蝶々になってるだろう。
その後
蝶々をはばたかせるのはオーナー様だし
はばたくさまに魅了されて
聴かずにはおれまいともおもう。
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