ヒロシマの合唱団「広島メンネルコール」を聴きに行く

７月５日、広島のＪＭＳアステールプラザへ行き、

広島メンネルコール第４５回定期演奏会を聴きました。例年のように、満員の中、

立ち見が出るほどの人気合唱団です。

席を探すのにちょっと苦労しましたが、息子と二人、なんとか座れました。

第一ステージは、誰もが親しみやすい流行歌をすばらしい歌声で。

「ゴンドラの唄」から、さだまさしさんの「案山子」、アンジェラ・アキさんの「手紙」など、

幅広く楽しめます。

毎回思うのですが、人間の声というのはすばらしい楽器なのだと思います。

みなさま、かなりのご高齢の方もおられるのですが、生命力や躍動感があふれる歌で、

聴くたびに体の中が一掃されるような感動を味わいます。

第二部は、宮沢賢治の「アメニモマケズ」に

ノルウェイの名歌手ラドカ・トネフの伴奏者としても有名な

スティーブ・ドブロゴス氏が作曲された

「ＡＭＥ　ＮＩ　ＭＯ　ＭＡＫＥＺＵ」。

吉田路子さんの朗読にはじまり、ピアノ、ヴァイオリン、チェロに沿うように

時には流れるように、時にはほとばしる情熱を歌い、聴き応えのある曲でございました。


そして第三部、今年は被爆７０周年ということもあり

一瞬の原爆に全滅をした、中学一年生の最後までを歌うレクイエム「碑」でした。

楽しい学校生活や家族との思い出を胸に、息絶えていくこどもたちの言葉は

涙なくしては聴けません。フィナーレで、平和への祈りを痛いほど感じることが出来ました。


また来年も聴きにいきたいと思います。はやめにチケットを買わなければ・・・・



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