ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

野の花を生ける

2007年06月05日 23時32分46秒 | Weblog
実は、小学校3年生の頃から、10年間、草月流生け花を習っていた。

中学3年生で、師範の免許を皆伝した。

故郷でいろいろな展覧会に出品し、造形芸術にも興味をもって、生け花での表現を探っていた時期があった。

当時の先生を尊敬していて、今、思うと、とても影響を受けている。

まず、先入観にとらわれず、自由な発想と表現を喜んで受け入れてくださって、それを活かした指導をしてくださった。

ヒマラヤやネパールの標高の高い山登りを1年に一度くらい、登られる先生で、バイタリティーがある方だった。

色んなタイプの教え子さんがいるなかで、決して、噂話に入ってこなかった賢さがあった。

私が高校を卒業し、東京へ上京する際、当時新婚さんだった、先生のお宅でご夫婦で送迎会を開いてくださった。
会を終えて、別れる際、お互いに涙、涙だった。

先生は私の思い切った芸術風の表現を、今思うと、とても愛してくれた。

そしてその時の芸術的挑戦を、今、PRの世界で活かされていると思う。

もちろん、これで良いという作品は無いが、いつも、表現方法を探っている。

札幌に来て、時間を持て余していた時期に、こちらの草月流の先生にちょっと就いた時があった。

でも、何か違って、また、いろいろな諸事情が生じて、辞めてしまった。

こちらでの先生に、すぐに「昔、やってたでしょ?」と問われ、生け花の免許皆伝の証明を草月流家元に提出し、看板料を奉納すれば、教室が開けると教えていただいた。

故郷の先生のもとで、教室を手伝えるのなら、またやりたいが、その道の可能性は見えない。
でも今年故郷へ帰ったときに、引っ越された先生を尋ねて、相談しようかと考えている。

野の花を生けてみて、自分の可能性をまた再発見したように思う。

ちょっとワクワクしている。

感謝



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