ロシアで友人の告げ口で、港で働く労働者の組合を作ろうとしていた父親をKGBに暗殺された
主人公アレキサンダー、母エレーナが船でロシアを脱出して新天地で活躍するっていう物語です。。。
面白いのが、移民としてイギリスに渡るか、アメリカに渡るか、その運命をコインに託すので、
その渡航先の2通りのストーリで構成されてるなかなか面白い小説でした。
アレキサンダーって名前の省略がアレックスなのはまあ分かりましたが、サーシャってのは知らなかったので
各節で、それぞれの話をアレックス、サーシャとタイトルして交互に語る形式なんですが、
その面白さより、最初サーシャって誰のこと??って分かりませんでした。
辞書で見てアレキサンダーの略って初めて知りました。
それはさておき、ストーリーは、例によって新天地でそれぞれ出世するんですが、
最終的に母国ロシアで大統領選挙に出馬することになります。
しかし、この小説、最後の最後があっさりし過ぎてて、ちょっとお〜〜と思いました。
でも、一番最後の1フレーズがかなりパンチが効いてます♬
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