2020 JFL目指し再始動 15人参加、練習開始 県民福井文字起こし

2020/1/22、県民福井文字起こし

JFL目指し再始動　15人参加、練習開始

サッカー北信越リーグ一部リーグの福井ユナイテッドFCが二十一日、
坂井市の丸岡スポーツランドで今季に向けて練習を開始した。
昨季から継続した選手に、新加入選手一人を加えた十五人が参加。
雨の中、一時間ほど、練習した。

今季から指揮を執る寺峰輝監督はサッカースタイルに関して
「相手の力量、スタイルに合わせて何でもできるのが良い」と説明。

日本フットボールリーグ(JFL)昇格を今季の最大の目標に掲げ
「三月ぐらいからトップギアで仕上げたいね」と青写真を描いた。

前日に契約更新が明らかになった、昨季リーグ得点王山田雄太は
「個人的に上のカテゴリーにいけたところを、ここに残った。
このチームを昇格させたいし、毎試合得点したい」
と闘志を燃やす。元日本代表FW我那覇和樹の加入にも触れ
「小学生のころにテレビで見ていた選手。得るものは大きい」
と目を輝かせていた。

新加入・安川「頑張る」工大福井高3年

新加入で唯一練習に参加したのは、地元の高校生だった。
「これから体力づくりをしっかりして、チームに貢献できるようになりたい」
とMF安川誠人。福井市出身で福井工大福井高の三年生。
「うまくなりたい」心で社会人チームの門を叩いた。

高校時代は無名の選手。インターハイ、全国選手権ともに出場経験はない。
唯一出場した全国大会は、昨年秋の茨城国体。
福井ユナイテッドFCが主体の成年男子選抜の一員に高校生で唯一参加し
「意識が変わった。高校生と大人の差感じた」

進路は大学進学と迷った。福井で一番強いチームで
自分の力を磨きたい、と決心した。
親も地元のために頑張ってほしいと背中を押してくれた。
昨年の全国地域チャンピオンズリーグの予選ラウンドを現地で観戦し
「僕もあのピッチに立ちたい。JFL昇格を目指して頑張りたい」
将来性あふれる十八歳がチームの主役に名乗りを上げる。



2月4日(火)
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