文藝春秋で藤原正彦氏が冒頭随筆「格言あれこれ」で紹介している。
「これからが、これまでを決める」
私たちが常識としている、あるいは信じている
「これまでが、これからを決める」
とは正反対の言葉だ。
この「これからが、これまでを決める」という言葉は
浄土真宗 真宗大谷派の藤代聡麿(ふじしろとしまろ)さん
の有名な言葉だということです。
「これからが、これまでを決める」と言われるとこれからの
言動、これからの生き方が大事になってくる。
因果応報、いままでの自分の蓄積とかそんな過去のものより
これからの方が大事だし、これからの生き方が大事なんだという
まさに生き方の教えとして、心にきざんでおきたい言葉です。
それにしても藤原正彦氏のこの随筆、「格言あれこれ」
素晴らしい文章ですね。こんな文章を書きたいと
思いましたね。
文藝春秋六月号です。
本屋で立ち読みされるといいかもしれません。
この本の中で、ゲーテの言葉として紹介されている。
「人生は二つのものから成っている。
したいけどできない。
できるけどしたくない」
この言葉もいいですね。好きです。
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