太平洋高気圧と大陸高気圧の板挟み

関東は、昨日の気温が下がらずに暑さが増すため今日も猛暑日になる。現在、太平洋高気圧が勢力を緩やかに広げているため、西からの暖気にフェーン現象が加わり関東はより暑くなっている。今日は、特に気温が高くなるため、外を歩くだけで熱中症になりかねないので、外出は控えたい。
太平洋高気圧の勢力拡大が緩やかであるがゆえ、高気圧北側周辺の日本海側に梅雨前線が横たわりやすくなる。そのうえ大陸高気圧がゆっくり南下しながら移動してくるので、梅雨前線に冷たい気流が流れ込むため、今日は日本海側で大雨が降りやすい気象状況になる。

このような変化の大きい天候は、ニューヨークでも起きていて、北東部に寒気を伴った低気圧があったため、千年に一度ほどの大雨に見舞われた。地球温暖化の影響は、全世界で起きていて、今までは大丈夫だったは通用しなくなっているので、日々最新の気象状況を把握していないと命の危険に関わってくる可能性があるから、天気予報は真剣に観たほうが良さそうだ。夏は、暑さを考慮した行動計画、作業計画が求められる。

 

今朝も朝から太陽がじりじりと照りつけて予報どおり暑くなりそうなので、早朝仕事は、スイカとカボチャの水やりをやってから、雑草へ除草剤を散布して切り上げた。午前中は、床屋に行ってこようと思うのだ、なるべく体から熱を除去しなければこの夏は乗り切れない、現在室温２７．５度なので、窓の雨戸は締め切って外気を室内に入れないようにしておくと、扇風機で十分涼しく過ごせる、下手に外へ出ないほうが良いだろう、果たして今日は何度まで気温が上がるだろうか。

昼過ぎになって室温は２９度なので扇風機でまだ大丈夫だ。玄関前の外気温は、３４度になっているが、予報ほど上がらない理由は自宅前が果樹畑で草ぼうぼうのジャングル状態になっているので、気温が抑えられていると思われる。もちろん道路へ出れば３７度超は当然だろうから、下手に外出はしないほうが安全だ。八王子では気温３９度で最高気温になっているようだが、平気で道を歩いている人が沢山いるけど、熱中症にならないほうがおかしいので気をつけていただきたい。

なぜ関東は、こんなに暑くなるのだろうか。日本列島には、西から東へ偏西風を筆頭に下層部まで気流が西から東へ流れているため、中部山岳地帯を通過した気流がフェーン現象となって暑くなっていると考えられる。大気の流れは、しばらく変わることは無さそうなので、関東は梅雨明け後も今夏は暑い日が続くと予想される。

 

午後になってぐんぐん気温は上がっているので、玄関から一歩外へ出たが、すぐに室温３０度の室内へ飛び込む状況である。こんな日に間違ってもジョギングやスポーツをやったら熱中症どころか命を落とすことになりかねない、救急車は逼迫しているので必ず来る保証はない、この時期の運動は体を壊すだけだから止めるべきだ。

 

さて今日は、天気が目まぐるしく変わるのだが、太平洋高気圧が東へ離れるので、梅雨前線が日本列島に横たわるため、高温になった地面から上昇気流が起きるのでゲリラ豪雨が頻繁に発生する空模様になる。突然の雨雲が発生し移動してくるので、雨雲が近づいてきたら土砂降りになると思うことだ。